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誠実なコメント [劣化ウラン]

 8月24日のわたしたちのブログに2通のコメントが載っていました。わたしたちの記事は、週刊朝日に記載されていた劣化ウランの記事を紹介したものでした。それに対し同じ方から2通のコメントが寄せられていたのをあとになって気がついたのです。コメントの内容から、誠実なお人柄の方とお見受けしました。その記事をそのまま掲載しますのでお読み下さい。                                   事務局

 その記事は、わざとなのか調査不足だったのかわかりませんが、大きな誤認があります。
保管されているのは、劣化ウランを含んだ触媒であり、劣化ウラン単体とは性質が全然違います。触媒担体上に担持されたウランは、酸化物の形で担体と結合しており、燃焼しません。
炭素の酸化物である二酸化炭素がそれ以上燃焼しないのと同じようなことです。また、担体との結合は強く、酸化物として外れることもないと考えられます。他にも突っ込めるところは多々ありますが、まあ、このくらいにしておきます。恐らく、承認され、表示されることはないと思いますが、一応書いておきます。
                           by TBDD (2011-08-26 23:11)

 追加ですが、工業用触媒は粒状やペレット状の形状を取っており、仮に飛ばされたとしても
そう遠くに拡散することはないと考えられますし、その形状では人が摂取することは考えられないこと(つまり内部被ばくは考えにくい)、また、劣化ウランが出しているのはα線であり、外部被ばくはほぼ問題にならないので、首都圏が取り返しのつかない放射能汚染になっていたというのは大げさも大げさ、デマとしか言いようがありません。
                           by TBDD (2011-08-26 23:19)

 袖ヶ浦で保管されている劣化ウランは、触媒用に購入したものの実際には役に立たず、そのまま保管されているものだ・・ということは聞いたことがあります。現状を知らせていただいたことに感謝申し上げます。実際にはことさらに心配することではないのかもしれません。
 ただいくつかの点で要望や、素人としての率直な疑問を申し上げたいと思います。
1、袖ヶ浦市民に企業の責任において、これらの事実を知ってもらう何らかの努力をするべき と考えますがいかがでしょう。
2、市原の貯蔵庫が火事にさらされたとき、文部科学省まで報告が上がったことで、核物質に 関する貯蔵については劣化ウランであっても国の監視下に置かれていることを知りました。
 また、廃棄物処理に当たっても許可されるものではないこともわかりました。とすればいか に安全なものとはいえ、未来永劫??処理されることのない廃棄物ということになります。
 そのあたりがなんとなく不安なのですが、なぜなのでしょう?

 これからもご遠慮なくコメントを寄せてください。実際にお会いして学ぶことができるのであれば、さらに幸いと思っています。

                             事務局 kawakami

 


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