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わが町の議会が危ない [議会ウオッチング]

 昨夜9時からNHKで「わが町の議会が危ない」という番組があったので見てみた。
面白いことがいくつか取り上げられていた。わが町の議員さんにも見せたい部分があったので紹介する。

 福岡県で、窃盗し逮捕された議員が、辞職もせずそのまま居座っている議員の紹介から始まった。これはちょっとひどいが、次は興味深かった

 「議員必携」はすべての議員が持っている本であるそうだ。そこには、議員活動の上での責任として「議会での質問」という項目があるそうだ。
北海道枝幸町の議員さんで、10年間一度も質問をしない議員さんがいるという。その議員にインタービューをした。
 「私は質問なんかしなくても、ちゃんと地域には貢献している」
という。聞いてみれば
「支援者の集会を開いて要望を聞き、次の日にでも担当部長を呼んで要望を実現させている。」
 「議員必携」が言っていることは、公開の席で質問し論争することが基本であって、特定ボスの利害調整ではない・・・ということを理解していないようだ。

 なんでも「異議なし議員」という方々もいらっしゃる。テレビでは8通りの議員のパターンがあるという
① アナログ型  ② 改革アピール型  ③ 内弁慶型   ④ 支援者重視型
⑤ 無気力型   ⑥ 八方美人型    ⑦ なんでも重視型 
そして ⑧ 退職や老後暇つぶし型…さてあなたはどんな型に属するでしょう?
 何と今でも「金品で票を買うのが常識」の地域もあるそうだ。

 テレビは、議員で報酬だけでは食べていけない問題や、議員になり手がいなくなる問題等も取り上げていたが、積極的な面で、議会を活性化するための取り組みも紹介していた。
そこでは、議会が政策サポーターを募集し、政策論争を議員とする取り組みや、都会では住民集会を開いたり、スマホのPoliPoliを活用したり・・・

 議会自体の努力として「傍聴席」とあるけれど、「市民席」とすべきではないのか・・
「傍聴席」と聞くだけで、「市民は聞いていればいいのだ」という感じがする・・という身近な発言があったり・・
 救われたのは、議員へのアンケートで、「政策立案への関心」90%という数字である。

 さて、袖ケ浦市議会6月議会が近づいてきた。一般質問者6名などという恥ずかしい数字が、もう出てこないよう願っている市民が結構いることをお伝えしておくことにする。

                           kawakami



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