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「かずさ水道広域連合企業団への質問状」1 [水道事業]

最近の企業団の動向は利用者である4市市民を無視した不可解なことが続き過ぎています。以前のような相互に真摯で率直な話し合いが一方的に破棄されている感じです。最近の動向から不可解な事例についての市民からの声をお届けします。「かずさ水道広域連合企業団」は地方自治法第254条に基づく地方公共団体としての広域連合組織であることをまず確認し、数多くある質問の中から3点に絞っての疑問に是非誠意を持っての回答を要請申し上げます。

           かずさ水道広域連合企業団への公開質問事項

1,2023年1月以降急速に起きた組織変革の動きで不明な事項

①  令和4年10月24日に行われている「経営会議」で、袖ケ浦市と君津市から質問があった。
「1社に絞った後、全市統一のため生じる機器整備に27億円もかかるということだが、これは応募条件の中に入れるのが当然と思うがどうか」
この回答は議事録に出ていない。無視されたものと思われるが、なぜか

② 議事録について
これに関して2023/08/03当会からの質問およびそれに対する回答08/10は
水道料金の値上げ問題は、「経営会議」には、早くから提起され、各市長から、厳しい要請がされていました。情報公開でお願いした会議録にはそのことが記述され、真剣に討議されている様子を学ぶことができました。しかし、情報公開様式が突然変更になり、会議内容がほとんどなく、議案のみの書類が送られてくるようになりました。抗議を込めて照会しましたら「これが会議録です」との回答でした。「企業団の会議録は常識と違うものなのだ」と理解しましたが間違いはありませんか。
回答
情報公開したものが経営会議の会議録です。

情報公開が非常に大事になってきている社会の中で、この流れに逆行する物です。改めて伺います。
・発言者や発言内容を記録した議事録は取っていないのか。
・議事録は取るべき物であるのに取っていないことの理由は何か。
・議事録を取ってあるのであればその公開をするべきです。

③  「水道料金等徴収検針業務委託を統一し、プロポーザル方式で実施するとのことだがサービス水準の変更はあるのでしょうか。具体的に、営業所は統一されるのか、統一により、市民が利便性等不利益になるようなことは発生するのでしょうか。」
それに対する回答では
「サービス水準について変更はない。5年間は少なくとも現行のサービスを落とさずに実施する。今後は窓口業務をスマートフォンで完結するような流れがあるので、そのような動きを導入するなどしながら、市民サービスを落とさないようにする。」
との回答である。両市長ともこの後このことについて質問を続けていない。
そこでお尋ねする。
「サービスの保証はなぜ5年間なのか。たった5年間しか保証できないことをしようとする意図を明確にしていただきたい。27億円の上乗せは何のためなのか、たった5年間しか同じサービスは続かないのか。」

④ 予定通りヴェオリア・ジェネッツ社が採用された。委託料の上乗せで機器整備として27億円が支払われ
た。現在は10月である。既に機器整備は終わっているものと思われる。一体どのように使われたのか使用内容と金額を公開していただきたい。

⑤  ホームページに、下記ページがありました。
「以下のリンク先に掲載されている各種計画等に掲載された事業に関し、PPP/PFI方式(コンセッション、PFI、DBO、DB等)による事業の提案がございましたら、お問い合わせ先までご連絡ください。
• 「君津地域水道事業統合広域化基本計画」(水道ビジョン・経営戦略)
ご提案については、PFI法第6条による民間提案に相当するものを基本としますが、提案書に記載する項目については、提案するPPP/PFI方式に応じ、簡略化することが可能です。提案のご検討にあたっては、以下のホームページの資料を確認いただくとともに、提案提出前に事前に相談いただけるよう、お願いいたします。」
上記提案は、企業団として、企業団業務内容を,部分的にPPP/PFI方式で民間に譲渡する意図があると
読み取れる提案です。実際にそのような取り組みをする計画と理解してよいのでしょうか。
              (明日に続く)
            


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