SSブログ

教職員の労働時間  4 [教育]

 11月1日の東京新聞に、「教員支援の専門家必要」という記事が掲載されていた。
「保護者・いじめ対応 ストレス」4割超…という見出しである。
 教員の奴隷労働は、今や常識になりつつあるが、そこで生じるストレスの原因の4割は「保護者との対応」「いじめに対する対応」が占めているというのである。

 この内容の出所はNPO[プロテクトチルドレン](埼玉県川口市)行ったアンケート1522人の回答の分析から生まれたものだ。

①  1か月の残業時間 回答者の8割弱が40時間以上。過労死ラインと言われる「8時間以上」が16.8%あったという。
② どの業務を減らしたいかのトップは『事務』で2番目に「保護者・PTA対応」3番目が「不登校・いじめ対応」で、いずれも4割を超えていた
③ 「休憩時間は全くない。」「教員の仕事を続けてよいか迷う」のほか「保護者に無理難題な要求をされる」「法律・精神的なサポートも必要なので専門家にやってほしい」などの要望もあった。

わが袖ケ浦市ではどうか。これも佐藤議員が一般質問の中で明らかになったことである。
(2021年3月議会)上記①にある過労ライン「8時間以上」が、このアンケートでは16.8%、千葉県が行った調査では2020年11月段階で23.5%。それが本市では何と32.4%を占めている。まさに奴隷労働である。(いずれも中学校)

 袖ケ浦市の教員は、この状態に耐えて黙々とわが身を削っていらっしゃるのであろうか。
私に見えるのは、第一に掲げられている『事務』の中で削減すべきものの第一は、公的機関からくる報告義務的事務。第二には「部活動」をどうするか(時間制限などの方策は出ているが‥ほかにはないのか)そして第三には「モンスターペアラント」の問題・・学校長・教育委員会は少なくともこの3点について、方策を提起すべきであると思っている
                             kawakami 

◆ 今日の時事川柳  紛争で知らない国の地名知り
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。