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4市共同での火葬場建設(案)~その1~ [火葬場問題]

 今朝(6月5日)朝日新聞千葉版トップに5段抜きで「木更津市に4市共同火葬場」の記事が載った。堤記者のスクープである。ここ数日、火葬場に関するニュースが慌ただしく飛び交っていた。木更津市議会全員協議会での報告が、既定事実のごとき文章で行われたことで、その方向が決定的ということになったのであろう。
 
 内容を箇条的に並べてみる。
① 火葬場建設に当たっては、木更津が事業主体になり、現木更津火葬場を拡大し、建設する。
② 木更津市と袖ケ浦市との2市で共同建設についての協議を行ってきたが、新たに君津市・富津市から共同建設についての打診あり、4市協働に踏み切ったこと。
③ 建設方式はPFI方式~PFI(Private Finance Initiative)とは、公共サービスの提供に際して公共施設が必要な場合に、従来のように公共が直接施設を整備せずに民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法である。(ウィキペディア参照)~を取り、経費は各市応分負担とする。これはすでに4市共同の「高熱度ごみ処理焼却炉」で実証済みである。
④ 火葬炉は12基(内2基が予備)とする。
⑤ 2021年度(平成33年度)供用開始予定

というものだ。さて、普通に読めば木更津中心の、~別な言い方をすれば一方的~内容と読み取れなくもない。

 朝日の記事は、特に後半焦点を袖ケ浦市に置いている。なぜか・・ご承知のように、火葬場建設については30数年間、袖ケ浦市では、よく言えば市政懸案事項、冷たく言えば政争の具であったからだ。

 今回の、木更津市からの提案に対し、木更津市と対等の気持ちで協議を進めてきた袖ケ浦市としては、一体どのように対応しようとするのか。改めて、いくつかの問題点を確かめてみたい。(次号に続く)

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