朝日新聞に建設残土埋立大きく報道

　４月２１日付朝日新聞（千葉版）は、先日このブログで紹介した建設残土の不法埋立てについて、詳細に紹介している。

　場所は東京ドイツ村の近く。高谷地区にある土地で残土は平地から見て１，５ｍ盛り上がっていて、谷間の一部では８mほどすでに積みあがっている。この埋立許可は所有者の同意なく勝手に埋め立てたものであり市民からの通報で、発見されたものだ。

　市ではただちに搬入停止と撤去を口頭で言い渡したが状況は改善されず、９日に改めて文書で指導した。しかし搬入者はその後も搬入をやめないため、１３日に進入路に車止めを設置し撤去に向けた計画を提出するよう搬入者に求めている。広さが３０００㎡以上になる可能性もあることから、市は県と連携しながら対応するという。~以上記事跋渉～

　袖ヶ浦市の残土埋立規制条例は、現在策定中ではあるが、遅々として進んでいない。木更津、君津、富津等、近隣都市の条例が厳しく策定されていることから、袖ヶ浦市に残土埋立が集中する危惧を指摘してきたが、今回の不祥事はその一つの表れといってよいであろう。緊急の厳しい対策と、条例策定が強く望まれる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事務局

　

タグ：残土埋立規制条例、不法投棄

コメント 1

すぐ近くに住んでる地元消防団員です。
毎日犬の散歩で通る道で、（県は）無茶な埋め立てするなーと
思ってたら不法投棄と知って愕然・・・
ちょっと高台から見ると家より遥かに高く積み上がった残土が
とても怖いです。
何度か集中豪雨があればあっという間に決壊して、
下の家の数軒は飲み込まれてしまう感じです。
消防団員として出動するはめにならないように、
早めに何とかしてもらいたいものです。

あと気になるのは残土から嫌な臭いもするということ。
近所では以前は共同井戸を使ってましたし、
（もしかして今でも使っているところがあるかも？）
確かこのあたりは地下水の汲み上げの水道水を使っていたはず。
有害物質が地下にしみ込んだら、取り返しがつかないことになると
思うのですが・・・

あれから2ヶ月、なんの進展もないようですが、
条例の策定がどうのと言ってる場合じゃないと思います。
もし、土砂崩れや水質汚染が起こったら、
搬入業者、地権者、市、県に責任のある人災になると思います。
迅速な撤去をしてもらいたいものです。



by 近所の消防団員 (2012-05-30 08:46)