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山崎さんの講演 [劣化ウラン]

 今日2時から木更津公民館で「2,11を考える集い」という催しがあり、タンポポ舎副代表であり劣化ウラン研究会の代表でもある山崎さんのお話を聞いてきた。話の中心は低線量被爆の問題であり、市役所からお借りした放射能測定器であちこち測定し始めたことと関連して、非常に有意義なものであった。
直接お話の内容とは関連なかったが、終わった後の質問の中で、劣化ウランのことが話題になり、市原のコスモ石油火災の際、わざわざ文部科学省へ報告した、劣化ウラン貯蔵の件が話題になった。

 あの時なぜ消防署がわざわざ報告したか・・その謎がわかった。劣化ウランはそのまま置いておくことに危険性はない。酸化が速いので通常は塗料を塗って酸化を防ぎながら貯蔵していること。最近は使われなくなってきているが、比重が重いので船舶、潜水艦、航空機関係のバラストとして使用。貯蔵にあたってはすべて報告の義務がある。その最大の理由はなぜか・・燃えやすい金属であること。燃えた時その微粉塵が飛散し人間の体に入ったとき、その毒性から癌を誘発する。事例としてドーハの貯蔵庫が炎上し、その微粉がクエート全土に飛散した事故があり、収束に多大の困難点があったことが報告されているという。

 市原コスモ石油炎上の際、チッソに貯蔵されている劣化ウランへの引火が懸念された理由がようやくはっきりした。劣化ウラン貯蔵にあたっては、耐火倉庫等に厳重に保管されるべきである。はたしてそうなっているものか???もちろんわが袖ヶ浦も・・・

                                                  kawakami
タグ:劣化ウラン
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