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水道議会 [水道事業]

水道議会傍聴                  関  巖

 2月5日かずさ水道広域連合企業団議会があり傍聴してきました。傍聴は相変わらずテレビ中継です。国会、県会、市議会が皆会場での傍聴が出来るようになっているのにコロナを名目にいまだに別室での傍聴は市民になるべく知らせたくないと言う感じをうけました。                                 企業団には直接会場での傍聴を出来るように要望をしています。

議題は
1号 令和5年度補正予算
2号 令和6年度会計予算
3号 条例の一部改正
4号 水道料金債権放棄
5号 企業団職員の給与条例の一部改正

 質疑では、2号令和6年会計予算について君津市の石上議員が能登半島地震を踏まえ企業団の耐震化についていくつかの質問があった。
回答は、給水事業が一番大事なので大寺の取水施設が流動化に備えるための対策工事の予算に1.6億円計上している。その他は今後順次行うが費用と工期が多くかかり簡単には耐震化は進まない。水道管の耐震化率は令和4年度末で22%で全国平均19%よりは高いが十分とは言えない。管路の耐震化率は年1.3%増で全国平均0.7%より高い。
100%耐震化になるには令和30年以降になる。
大規模断水が起きたときは取水井戸の確保や給水車の確保などの見直しを進めている。

 会議は45分で終了。ほとんど事務局長の議案の説明で、質問は上記以外では若干あっただけで200億円以上の予算を審議する議会としてはあっけなかった。もっと切り込んで予算の無駄、取り組む事業の精査、水源汚染問題、水道料金の問題など審議すべきことが沢山あると思う。一年でわずか2回しかない議会なのでもっと突っ込んだ質疑討論をして欲しかったというのが傍聴しての感想でした。
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