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横浜市地球温暖化対策実行計画改定 2 [地球温暖化]

 横浜市地球温暖化対策実行計画改定に関するパブリックコメントへの意見その2
                           袖ケ浦市民が望む政策研究会 会員

 私は横浜市の住民ではありませんが横浜市の埋め立て地の神奈川区恵比須町にある昭和電工(株)横浜工場に縁があり、現在は昭和電工(株)の千葉県市原市にある工場のとなりで退職後にアルバイトしているものです。
 横浜市の「地球温暖化対策実行計画」改定に関するパブリックコメントへの意見です。検討をお願いいたします。
(神経を逆なでするようなことも書いていますが今の多くの企業や自治体の平均的な事実でもあると思い書きました。失礼はお許しください)

 1970年代80年代の2度オイルショックがありました。ちょうどその頃工場に勤務していましたが通産省はエネルギーが途絶える危機感をもち、経団連もエネルギー価格高騰で各企業に省エネの大号令を出しました。
 その結果、工場中の使わない電灯は消され、夜勤でパトロールする通路まで真っ暗で懐中電灯を持って歩く状況で “危険なほどの節電はおかしい” として反発もありました。

 このように徹底した節電でしたが東京にでてきてびっくり、まったく省エネ(節電)している様子はなくネオンサインも深夜営業もそのままでした。
 このようなことが現在の「地球温暖化対策実行計画」の実行の実態としてもあるのではないか?と思っています。
 事実、現在アルバイト先では人のいない部屋の照明やエアコンは運転したままで管理職も見てみない振りです。 会社HPトップの温暖化防止の錦の御旗はボロボロ

これは
① 今の経産省には昔の通産省ほどの危機感が地球温暖化問題にないということ
② 県も市の環境部門の責任者も担当者も気候変動の深刻さの危機感がなく、県は国に倣い、市は県に倣って適当に合わせていればよいという気持ちがある
③ そのことを各企業の指導者も見透かして
1 会社のホームページ先頭にきれいごと書いておけばOKという気持ち
2 2030年CO2削減半分ロードマップの達成は企業の利益確保と同じ重みとは思っていない.

 したがって管理職から新入社員まで気候危機、省エネ責任感がなく節電しようとも思わない、その結果としてCO2は減らない
 ひどい社員は注意すると“おれの給料で電気代払うわけじゃない”とまで言います。

● 昨日、スーパーの学生アルバイト店員に学校で地球温暖化の話を先生がしますか? 授業で温暖化の話がありましたか? 友達と話すことがありますか? と聞きました。 答えはどれもないという答えでした。 確か中学校では授業としてあるはずと思っていたのですが、先生の意識が低く授業があってもさらっと終わり、生徒の印象に何も残っていなかったのでしょう。

 このようなことで未来を担う人間を育てられるのでしょうか?
 これが今の「地球温暖化対策実行計画」の実態であり、国の改正に合わせ県と市が文章を修正しても何も変わることはありません

 横浜市は横浜市にあるすべての企業や学校に目標を立てさせ実行をしない場合は罰金を科すこと、実行したら賞金を出す、必勝必罰を厳しく実施することを含めた強制力ある条例として改正すること
 これがなければ絵に描いた餅で時間の無駄です。米沢藩 上杉鷹山のように強い抵抗に負けず、自ら木綿の服を着て見本となり、藩内に節約と新な稼ぎをすることを徹底、この現代版の実行が必要!!

 繰り返しますが、
企業内、市条例の炭素税制度の導入をすることも大きな動議付けになります、ともかく強制力のある仕組みをつくること
 学校教育でエコな人間育成を図ることは、就職後の企業指導者をつくることに繋がりますので、教育部門と競争で 地球温暖化対策実行計画 の改正を取り組むことが肝要

 横浜市はどうぞ日本の先頭を進んでください、寝ぼけている全国の市も横浜市を見習うようになるはずです。
 横浜市は環境問題では他市と比較すれば先進的と感心し、感謝しています。
                              以上です。

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