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粕谷市長、花澤副市長、御園教育長のワクチン接種 追加編3 [市政全般]

 笹生猛議員のブログ、この項目3と4について昨日に続き紹介します。  kawakami


 実は、この情報提供より前の5月14日(金)に副市長室でワクチン接種の状況等について、副市長と担当部長と話をしました。

 それは15日(土)16日(日)の両日、地元で市政報告会を行うために同僚議員と打ち合わせをして、最新情報を仕入れるために担当課に出向き、そのあと副市長室に行ったのです。

◆ 一切口にしかった「事前優先接種の実態」
 この時点で、杉ホールディングスの優先予約や 茨城県城里町の優先接種町長の話が出ており「袖ケ浦市は大丈夫なの?」という声があったので、副市長に確認しました。
その時副市長は「ルールを作ってやります」と言っていました。
ワタシも「ルールを作って公開した方がイイ」と進言しました。

 この時説明のあったルール素案は情報提供にあった内容であったと記憶しています。
その時
「ワタシも以前から思っていたが、ワクチンが余ったらすぐに対応できる職員等にはってのはどうなの?」
と聞いたところ「接種の関係者が優先です」とハッキリ一点の曇りもありませんでした。

◆ 危機管理上必要な措置なら堂々とやれ!
何度も言いますが「危機管理上、市長等が接種するのはあり得る」と考えます。
しかしそれは「ルール明確にしてから」なのです。

 今回のこと、私の耳に入る限り「市民は怒っている」のです。
それは「高齢者のワクチン接種の予約が取れず、イライラや不安が募っている状況で、
なんの規定も説明もなく接種しちゃった」ということなのです。

(つづく)
◆ 市長は上級市民か?
 最近、何らの立場の人が「優遇?」と思われると”上級国民”と言われてバッシングされます。
では市長は上級市民なのでしょうか?

 ワタシは「特別な立場」だと思います。ですが「優遇されるのは違う」と考えます。
特別な立場なので、普通とは違うことがあるのです。その場合「シッカリとした説明をすれば問題ない」のです。ただし「スジの通った説明」でなければならいのです。その上で見解の相違や賛否が分かれるのは避けて通れないのです。
 ここを受け止める器量と覚悟が必要ではないでしょうか。
賛否が分かれても逃げてはならないのです、目を背けてはいけないのです、耳をふさいではいけないのです。

◆ 通底する説明不足
 今回の場合、「市長は上級市民だから便宜を受けた」というのとはチョット違うのではないかと思います。ただ、「誤解が生まれるような状況を作ってしまった」ことに問題があると考えます。

 粕谷市政が始まって約1年6カ月になります。
辛辣な物言いをしますが「説明が足りない」と大事な所で感じるのです。
所信表明や予算編成時の施政方針、最大は市庁舎建設に関してもそうです。

 この市庁舎建設でも再三再四「前提が変わったので説明を」とあらゆる場面で行っても、本日、市庁舎の起工式を迎えるまで議会にすら説明がないのです。

 今回のワクチン接種も「先に打ったことが問題ではなく、説明が不足している」ところが問題をややこしくさせているのです。

 初めから「危機管理上、先に打ちます」と言えばいいだけなのです。
現在、接種予約で混乱して市民の不満が大きくなっている中で、マスコミ報道で公になってからの説明は聞きずらいのです。
それは茨城県城里町の例でも明らかなのに・・・

 個人的に残念なのは、副市長に「袖ケ浦市では不適切なことはないですよね」と直接聞きに行ったのにこの様です。
 その時の説明と現実が全く違うのです。
これには「オイオイ」と少々ゲンナリしています。

 この件で「6月議会でヤレ」という声も届いています。でも今回の件は、市長を非難するのではなく、市政が信頼されるためのプロセスと市長の在り方が問題だと考えます。

「市長は上級市民なのか」と言われること自体が大きなマイナスなのです。
この「思われること自体マイナス」という考えを含んで行政経営するかどうかは市長の政治姿勢なのです。それを市民がどのように判断するかなのでしょう。

 ワタシも冷静になって考えてみます。

(終わり)









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