市議会・・方針変更答弁？？

　私は今の免許証切れで返納しようと持っている。ところが返納してしまうと、買い物に行くにも、図書館、公民館に行くにも…不便になることが目に見えている。
　篠崎議員は「乗り合いタクシー等、公共交通施策の迅速な実施について」ということを、大綱一番に掲げての質問であった。この問題提起の文言は「迅速な実施について」とある。以前の質問で市も本気になって取り組む姿勢が見えていたから取り上げた質問に違いない…そんな期待を持って聞いていた。

　ところがこの質問に対する市長の答弁は、一言で言えば「公共交通機関の活用を中心に考えている」という10年くらい前の答弁にすっかり戻ってしまったようで、この間の市民の状況や、様々な討議過程がすっかりどこかへ飛んで行ってしまった答弁であった。
　篠崎議員は、乗り合いタクシー（デマンド交通方式）に対し、積極的な答弁があったことを、具体的に紹介しての再質問に、答弁の部長は困惑の表情を隠しきれなかった。完全に市長の認識不足が露呈されての経過であった。

　2025年問題という意味を市長がご存知であろうか。もう目の前に迫っていることの緊急性をあまり感じていない。市民の中にもっと入りこんで耳を傾け、キャッチフレーズに挙げた「市民に寄り添う」という言葉は、単なる選挙用の美辞麗句に終わらせないよう考えてほしい答弁であった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　kawakami

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