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バイオマス発電・火力発電 [火力発電所]


 バイオマス発電所には2種類あります。

[×] 環境に悪いバイオマス発電(ヤシ殻など輸入燃料に頼り、東南アジアの自然破壊促進)
◎ 環境に良いバイオマス発電(廃棄物、間伐材などを燃料とする)
があるのですが、9月7日 「市原グリーン電力」(43.8MW)を見学してきました。
環境に良い方のバイオマス発電所です。

 この文章は、9月11日のブログに掲載されたものです。8月1日の日経新聞に、このバイオマス発電所が袖ケ浦の中袖地区、旭化成の敷地に建設予定であるとのニュースが出ました。出力は7万5000kw、2022年の稼働を目指すということです。さて大阪ガスが作るというこのバイオマス発電所は、「市原グリーン電力」のように、環境に良いバイオマスなのでしょうか・・よくこの記事を読むと大阪ガスは米国から燃料を輸入し、安定調達に取り組むというのです。

 米国からの原料は、木質ベレット(下の図・木材を加工して作った原料)その中には、アーモンドやクルミ、ピスタチオなどまである。はっきり言って自然破壊促進の材料なのです。

 電気料金表を皆さん一度ご覧になったらいい。内訳に再エネ賦課金という項目があるでしょう。私たちが知らない間に集められている・・そのお金が、この会社にも再生エネルギー促進企業として、給付されるのでしょう。ちょっと変だと思いませんか?

 「広報・そでがうら」では、椎の森工業団地にできるLNG火力発電所も、中袖に作るというバイオマス発電所も、両手を挙げて大歓迎の雰囲気です。小規模の発電所なので、環境アセスメントも必要ありません。市では事業者との環境保全に関する協定の締結を申し入れ、事業者も対応する姿勢であるといいます。両社とも少なくても市民への説明会を開くことは当然のことであると思いますが、いかがでしょう。 kawakami

北米ベレット.PNG



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