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陳情、不思議な結果です [議会ウオッチング]

本日、不思議なことが起こりました。

 先にお知らせしました「内房線沿線住民の安全と利便性確保を求め沿線自治体の連携強化による要請活動を求める陳情」が、本日9時半から開催された「袖ヶ浦市議会総務企画承認委員会」で審議されました。この陳情の内容については、数日前、このブログで紹介した通りです。

 表題をお読みになってすぐわかるように、いま、合理化をどんどん進めている内房線沿線自治体が、一致してJRへの要望活動をしてほしい・・という、沿線住民の願いを込めた内容です。

 中心になり活動してきた、岩井にお住いの山の井さんが、趣旨説明をし、委員から質問を受けました。質問は「袖ヶ浦での危険踏切の事」「袖ヶ浦での防風柵が必要と思われる地点」「久留里線踏切の事故については内房線ではないですね」「なぜ君津・木更津市には陳情書を出さなかったのですか?」「7議会に提出した内容は同じものですか?」等、比較的袖ケ浦とJRという狭い観点での質問が多かったようです。内房全体、関係自治体の置かれている状況に思いを致す視点の広がりが少々薄いような感じを受けました。

 私たちが終わると、行政側の意見を聞きます。行政側に対しては、例えば「エスカレーター設置問題・みどりの窓口復活問題等、行政は取り組んでいるというけれど、正直な話、本気で取り組んでいるのですか?」などという厳しい質問などもありました。

 その結果の採決は、採択賛成1名、反対5名(委員長除く)というもので、残念ですが不採択になりました。

 不思議なことはそのあと起こりました。山の井さんは、袖ケ浦を終えて、午後2時から始まる館山市議会に走りました。館山市議会の陳情に対する扱いは、陳情人の趣旨説明はありません。委員会に委託され、文書のみによる委員会内討議で採決し、それで議会全体の決定になります。山の井さんと,同じ陳情人である、松苗さんと言う女性が傍聴しているところでの討議でした。討議は活発に行われ、館山の実態に突っ込んだ討議であったとのことです。さて採決はどうなったのか?満場一致でこの陳情が採択になったのです。

 山の井さんから喜びの電話が入りました。さてこの現実を、皆さんはどうお考えになりますか?ぜひ機会がありましたら、話題にしていただきたいものだと思います。

 これを書いたところに、鴨川市の結果が判明ここは「趣旨採択」ということでした。

Kawakami



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