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袖ケ浦市・柳町踏切 [JR]

袖ケ浦市内に何カ所の踏切があるかご存知ですか?今回も、鉄道研究家の山の井さんから教えていただいた資料です。まずはご覧ください。

先週土曜日には、久留里線・袖ケ浦市内横田駅、中川橋近くの第四大通踏切で、人身事故が発生しています。ここは第4種踏切で(信号機・遮断機のない踏切)久留里線の袖ケ浦市内では、この種の踏切が3か所あります。

内房線には、なんと12か所もあるのです。長浦の方から並べてみましょう。この踏切名で、「ああここだ」とお分かりになられた方は、鉄道通と言えましょう。
 笠上 箕和 馬場 蔵波 境 勝下 本堂 神明前 大井戸 柳町 第一市の坪
 中島合 見岳
以上13カ所もあるのです。

 この踏切について国土交通省では「踏切安全通行カルテ」というものを出しています。その内容を紹介します。

国土交通省では、平成19年4月に緊急に対策の検討が必要な踏切として1,960 箇所の踏
切を抽出・公表し、対策を講じてきたところです。
 この度、その後の対策の進展等を踏まえた見直しを行うとともに、新たに、通学路における対策が必要な踏切や事故が多発している踏切を追加し、アップデートした形で緊急に対策の検討が必要な踏切1,479 箇所を抽出したところです。(平成28年6月17日)

 これらの踏切について、新たな試みとして全国の鉄道事業者と道路管理者が連携し、踏切の諸元、対策状況、交通量、事故発生状況等の客観的データに基づき、「踏切安全通行カルテ」を作成しました。踏切安全通行カルテは、踏切の現状を「見える化」しつつ、今後の対策方針等をとりまとめたものであり、今後の対策の実施に当たっての基礎になるものです。

踏切安全通行カルテ作成一覧(別添1)
 緊急に対策の検討が必要な踏切 :1,479箇所(重複除く)

     開かずの踏切 :        532箇所
     自動車ボトルネック踏切 : 408箇所
     歩行者ボトルネック踏切 : 599箇所
     歩道が狭隘な踏切 :      164箇所
     通学路要対策踏切 : 159箇所
     事故多発踏切 :  83箇所

この中に千葉県内での危険踏切は77か所あり、JR関係はそのうち19カ所、リストアップされています。なんとその中に袖ケ浦市の「柳町踏切」(奈良輪田町1204-1))がこのリストに危険踏切として指定されているのです。
 説明資料の中には、通行車1日1508台、通行人229人という資料もついています。
(国土交通省ホームページ)

この踏切は、「緊急に対策の検討が必要な踏切」と指定されたのです。ただ市民の目から見れば、馬場踏切の方がずっと危険な感じがしてなりません。

今後踏切についての道路管理者と(市)とJR千葉支社との交渉が始まるのでしょうが??また全額負担などということのないよう、腹を据えた交渉をお願いしたいものです。

柳町踏切.PNG

Kawakami


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