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教育ビジョンのパブコメ~その1~ [教育]

 年の初めのブログテーマを、何から始めようかと考えました。できれば明るいニュースが良いのですが、袖ケ浦・君津と続いて、考えられないような、不幸なニュースが年末続いています。急に明るくといっても、なかなかその気になれません。市役所のホームページを開いてみました。そこで目にとまったところがあります。
 年の初めは、やはりこのパブコメから始めよう…と思ってしまいました。何回かに分けて、お話し風に書いていきたいと思います。  kawakami

 年の暮れからパブリックコメントが 6本提起されています。
ちなみに26年度提起されたパブリックコメントの集約を見ました。16本です。そのうち応募数ゼロが9本。1人が4本。2人が2本。3人が1本の合計16本でした。意見の採用内容は、前に見たのですが、「採用」と書かれたものも、文章の一部分あれば良いほうで、単語修正程度でした。基本的考え方などの採用は見たことがありません。完全なパブコメの形骸化です。

 これを糺すには、政策決定後の事後提示ではなく、政策策定時・・(この政策が本当に必要なのかかどうか・・)にするべきであることを他市の事例を挙げて提起しています。
 議会でも「審議会やパブコメの形骸化」が指摘されていますが、ほとんど「検討します」の答弁です。「検討します」とは何もしないことを意味しています。つまり、はっきり言いますと「政策手続きを踏んで市民の声は聴いているのだというアリバイつくり」にすぎません。市民の声を聴いている形をとることが目標になっているだけです。そして「応募者が少ないのは市民に関心がないからだ」と言いたい気持ちが伝わってきます。残念なことです。

 さて、この6本のパブリックコメントに戻ります。そうと分かっていても気になる提案があります。それは教育の問題です。69ページにわたるこの提案は、

◎ 第二期袖ケ浦市教育ビジョン(後期計画)(案)に係る意見の募集 (教育総務課)

というものです。そしてその内容の大柱を抜き書きしてみました。

1 後期計画の策定にあたって
2 教育の現状と課題
3 今後予想される教育を取り巻く社会の変化 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 14~16
4 国・県教育振興計画の方向性
5 目指す教育の姿 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
6 今後5年間を通じて取り組む施策
第1 地 域 地域全体で子どもを育む環境づくりの推進 ・・・・・・・・・・・・ 21
第2 子ども 夢をもち心豊かなたくましい子どもの育成 ・・・・・・・・・・・・ 30
第3 市 民 市民一人ひとりの生涯を通じた学習の支援 ・・・・・・・・・・・・・ 50
7 計画の実現に向けて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64~65
8 教育委員会の取り組み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65~66

 まず痛切に感じたのは、『この計画は日本全国、どこの自治体でも通用する机上プランだな・・』ということでした。パブコメにこんなとんでもない意見を書いても、どうせ一顧だにされないでしょうから、ブログに、なぜそんな独りよがり的?なことを言うのか・・ということを、ぽつりぽつり書いてみようと思います。
 時間と関心がおありでしたら、目を通してくだされば幸いです。



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