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「住友化学劣化ウラン保管所見学説明会」参加感想記~その2~ [劣化ウラン]

  住友化学劣化ウラン保管所見学説明会」参加感想記その2をお届けします。今回の感想は参加された、袖ケ浦市議会議員木村修平さんからのものです。


今回参加させて頂いた感想です。

まずは、住友化学さん側の受け入れ姿勢というか、市民への情報開示の姿勢に感心しました。
住友さん側にとっては「負」の部分である劣化ウランを、20人もの市民を受け入れて説明する、というのは、非常に画期的であり、私はこの地域に根差す企業としての前向きな姿勢を感じました。


説明会では、質問が予告通告されていないにも関わらず、劣化ウランに対する多様な数値や時代背景などの情報の的確な説明がなされ、視察に対し準備万全で臨んで頂いていました。


「劣化ウラン」は法的に整備が整わずに動かせないことや、粉じん爆発がないこと、酸化物で燃えない、比重が重い、紙でも遮断できる放射線であることなど、今まで自分の持っていたイメージとはかなり違うものでした。
やはり正しい情報を取得する大事さを再認識しました。


確かに縦型の保管塔や大災害時の影響などの不安もありますが、私は現時点では住友化学さんは企業としてやれることはやっている、今後もやるべきことはやってくれる、と感じました。
市民に不安も与えているかもしれませんが、多額の税金を袖ケ浦市に納めて頂いていることも考慮しなければならないと思います。


とはいっても、劣化ウランは45億年しないと消えないそうです。
これは企業レベル、地域レベルの話ではなく、地球全体で考えなければいけない話です。


私は、住友化学さんを責めるとかではなく、やはり、原発という存在自体を地球上からなくさなければいけない、そのような捉え方で「劣化ウラン」の存在を考えます。

木村修平


タグ:劣化ウラン
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