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明るい展望~議会改革特別委員会傍聴~ [議会ウオッチング]

 8日、議会改革特別委員会の傍聴に出かけた。 一言でいう。そこには「今までにない新鮮な議員同士の討論風景を見、聞きすることができた。」 議会が少しずつ変わる方向で歩みだそうとしている・・・その予感と意欲をしっかりと見ることができた。

 まず前回の委員会での討議内容の報告がなされた。前回は「議会の現状・課題等について」の討議があり「市民の議会に対する声」委員自身が議会に対しどう思っているかが率直に述べられている。

例えば市民の声として
① 議会の報告が少ない
② 議員定数・報酬の問題
③ 議会・行政のレベルが低い
④ 勉強が足りない議員が多い
等が率直に述べられてある

議員自身の意見として
① 議会活動が市民にどれだけ浸透しているか疑問
② 議員同士の議論が少ない
③ 賛成討論で原稿の棒読みでなく自分の言葉で行うべきである
④ 議会と市民との対話ができておらず、市民の信頼を得られていない。市民との距離を縮める努力を議会改革の中でするべきである
等である。


 本日の討議に入る。委員長が討議課題を提起する。特に今回は、広報の問題を中心とした討議である。ここでいう広報とは、市民との信頼関係を築くため、議員として、議会としてどのような取り組みをしたらよいのか・・・という観点からの討議であった。


★ 自治会で議会報告をさせてもらった。その中で80名くらいの参加者に聞いてみた。「パブリックコメントという言葉を知っていますか?」4~5名の人が手を挙げた。市政についても議会についても、市民に分かってもらう広報がまだまだ足りないと感じた。
★ 「議会だより」自体単純に言えば面白くない。市民が楽しみにするような工夫が必要
★ 個人的広報の場は、後援会への報告などはあるが、議会としての報告はない。これを実現すべきである。


~議会としての広報の場がない。これを制度として考えることについてはどうか・・・と、委員長が討議を深める観点での問題提起をする。~


このような形で、討議が休むことなく続いていく。「議員同士の討議の必要性」「議員自体の勉強会の設定」「議案提起⇒質問⇒採決決定間に、調査研究時間を作ることの必要性」と、論議は続いていく。


 休憩時間、委員長の笹生(猛)議員は、「論議だけにとどめない。実行実現を必ず目指す・・」と話してくれた。今議会が変わりつつあると冒頭に書いたが、その実感を多くの市民に見てほしいものだと思う。
この日の傍聴は私一人であった。次回は傍聴席を満席にしたいものだ。

                                                かわかみ

 

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makochann59

いつも傍聴ごくろうさまです。貴重な情報を楽しみにしています。新風会・志清会の対話集会は良いことですね。4回全部に行くつもりです。
by makochann59 (2013-04-10 10:53) 

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