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図書館には放射能関係の本が50冊 [劣化ウラン]

 図書館に放射能関係の本を探しに行きました。50冊もの本が索引で紹介されていました。とりあえず反骨の学者小出さんの本をお借りしてページを開いてみました。興味深い見出しが次々と目に入ります。特に目を引いたのは「核のごみで作られる劣化ウラン弾」という見出しです。臨海部の住友化学には2132本の劣化ウランが貯蔵されたままになっているのは、すでに明らかになっています。コメントを寄せてくださった(TBDD)さんは、これは安全であることを強調しておられたけれど、それならば、そのことを市民にわかってもらえる取り組みを企業としてなぜしないのか・・国の監視下にあり、処理も許可されないとしたら市民としては不安でしょうがない、できたらお会いしていろいろお話を伺いたいものと希望を書いたけれど、その返事はありませんでした。

 さて小出さんの本には、劣化ウランというのはどういう性質のものかの説明があり、特にそれが米軍によって劣化ウラン弾としてユーゴースラビア、アフガニスタン、イラクなどで使われたこと。その結果兵器としての性能は充分だったけれど、現地の人たちはもちろん、戦場から帰った米軍兵士にまで癌や白血病,免疫不全,慢性疲労などの「湾岸戦争症候群」などの症状が現れ、劣化ウラン弾の影響だといわれていること。さらには、劣化ウラン弾が集中的に使われたバスラでは、子どもたちに癌が多発したことを数字を挙げて記述しています。
 劣化ウラン自体も、劣化といっても発電には使えないという意味だけで、放射能を出すというウランの性質は当然持っています・・との記述でした。(原発・放射能子どもが危ない)

 それは兵器にしたからだ・・という反論が予想されますが、それにしてもこんな非人道的兵器が許されて良いのか・・そして、移動させるとすれば、そのためになのか・・という問題が新たに発生します。

 今日の読書の感想を書いてしまいました。小出さんは偏っているという方も出てくるかもしれません。借りてきた3冊を読んだら。御用学者といわれている先生の本も読んで見たいと思います。

                             kawakami

 
 
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