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「自治基本条例市民策定会議」傍聴記 [自治基本条例]

 自治基本条例策定市民会議も、本日8月9日で14回を迎えた。
今回で、中間報告が纏められ、8月18日に市長に手渡される。一方、市庁内での検討作業が8月10日から始まり、9月中に取り纏められる。議会へは、8月25日にこの中間報告書の説明が行われる。いよいよ、本格段階に入った。市民会議のご努力に敬意を表したい。

 14回のうち、傍聴する機会に恵まれたのは、残念だが5回と半分であった。
始まった当初は、委員の方々の間の、条例についての認識にかなりの開きがあり策定に相当の期間を費やすのは仕方ないとの印象を持った。暫く傍聴できず、11回目に出席したときには、会場の雰囲気ががらりと変わっていた。初回から会をリードされていた方々は、依然意気盛んであったが、それ以外の委員の目付きが違っていた。

 30回を超える対話集会を行い、テーマ別分科会を重ねてきた結果であろうと推測される。
中間報告書提出へ向けての最後となる今日の会議では、かなり細かい部分での詰めが行われた。一部の継続審議事項を残し、大方纏まった。
 会議の最後に数名の委員の方から、これまでの会議についての思い、感想などが述べられた。全体会議ではあまり発言されない方たちが含まれていたが、自らの立場、責任を強く意識された感での話や、報告書全体の構成の繋がり方(目的と方法の整合性など)に対するものや、市民会議そのもののあり方、臨みかた(事務局主催に甘んじている、受動的)への反省の弁が出た。

 市民参加の目玉である対話集会に対して、PI部会からの総括が出された。市民委員が行う点では、今回の対話集会が初めてではなかっただろうか。
 PI部会中心で進めたことで、全員による取り組みが出来なかったことや、中間報告書の期限の制約から、本来の手順(対話集会→各部会討議)を平行進行、突合せという方法になったこと、市民への呼びかけ語りかけについて、一方向性のもの(チラシ、ポスター、広報)で進めてきたことを反省し、直接訪問、説明などの行動が必要で重要であるなど、後に繋がる重要な総括でした。二次の対話集会では是非生かしていただきたいと願います。

 報告書ができ、提出します。ボールは相手の下にあります。次にボールが投げ返されてきます。約2ヶ月あまり時間があります。この間、頭をクールダウンしましょう。そして、本格稼動、戦いに向けて、新たな戦略を立てましょう。市民の理解、後押しだけが、行政、議会を突き上げます。

                            田中 輝博
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