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奥村組との話し合い~その3~ [袖ヶ浦駅北側開発]

最後に関連事業について書いておきましょう。
 市施行の北側開発は、6年前の2005年の住民投票により圧倒的反対で否定されました。住民投票で否定された中身は二つあります。一つは市施行の土地区画整理事業、もう一つは関連事業と呼んでいる公共事業です。この二つが住民投票ではっきりと否定されております。この関連事業とは、JRとの立体交差、下水道、駅舎改修、河川改修、公園などですが、これらに対しては、住民投票ではっきり否定されている事実は変わりません。
 このような中で、今回も関連事業には市施行時と全く同じ80億円、都市計画道路に60億円、合わせて140億円もの税金が使われようとしています。このことに関しては市民の合意は全く得られておりません。また市当局は未だにこの関連事業や、都市計画道路の費用を市民に伝えていません。これが市民に大きな不信感を与えている原因です。 
 そこで私たちは、上記のことを述べた後『今後、関連事業の凍結や、見直し運動を進めることもありうる』ことを奥村組に伝えておきました。

 さて、初めての意見交流会でしたが、意見の相違は相違として、奥村組の方からは
「この事業を通して袖ケ浦市の発展に少しでも寄与できることを願っている」という発言がありました。
私たちも「機械的に反対しているのではなく、袖ケ浦市がこの事業を通して得るものは何なのか・・それより危険性のほうが高いと思われること。その懸念していることを明らかにすることは、市民としての義務であると考えていること」を話し、立場は違っても意図する方向は一致していることを確かめることができました。
有意義な集いであったと思います。今後また機会があれば、このような集いを開くことを約して散会しました。
                          kawakami

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