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県への要請行動 [袖ヶ浦駅北側開発]

 県段階への要請行動とはこういうもの・・・という実態をわかって欲しいと思い、ありのままを書いてみました。こういう返答をしていれば、己の身に降りかかることはないという典型的返答でした。立場はわからないわけではありませんが、情けないなあ・・人間として、地方公務員として、県民の身になって考えることの出来ない哀れさを話し合いながら感じてしまいました。まだ若い彼らです。このまま官僚の典型的処世術を身につけつつ人生を送ってしまう。視野の狭いままにある一定の地位に到達し、官僚としての仕事を終えることに何らかの疑問も感じないのでしょうか?・・・・さて今回の要請行動に係る、いくつかの問題点を書いておきましょう。

1、区画整理地域だけの事業許可、不許可の判断・・彼らの判断は、袖ヶ浦駅海側開発の是非を判断するのではなく、事業代行業者が提出した事業計画や、事業に必要な財政計画、地権者の同意書等、その是非を見るだけで、今回の災害の結果もたらされた液状化の心配や、津波への配慮等は、事業者ならびに地権者の自己責任であり、その上での計画である。担当は逐条解説に書かれてある4項目に絞って適否を判断すればよい。という立場です。責任はするほうにあって自分たちには一切ないのだという考え方です。

2、関連事業や都市道路等があって、初めて開発事業が成立するということは、私たちにしてみれば常識的であり、当たり前のことです。だが彼らにとっては、関連事業(鉄道線路アンダーパス等)は、別個に審査されるもので、それがどうなろうと関係がないという立場です。縦割り行政の典型といえましょう。私たちの要請は、道路は道路、排水は排水担当へと要請しなければなりません。補助金を出す出所が違えば、その一つ一つに要請しなければならないわけです。どこかは出すけどどこかは不許可などということだって、考えられるのですが、彼らにしてみれば、それは関係ないわけです。

3、袖ヶ浦駅海側開発という全体の計画を、揺るがすような事態になっているにもかかわらず、部分的には粛々と仕事を進めるという・・・地域開発についての総合的論議はどこでなされるというのでしょう??県には責任がないといい、市に聞くと県に一切をゆだねているという。困ったものです。これで地方分権が一層強まるという時に、いつまでこのような縦割りによる責任転嫁行政が続くのでしょうか・・・

 今回の要請行動への率直な感想です。さて私たちは、だからといってそのままにしておく気はありません。次の行動に移ります。しばし時間をいただくことにいたしましょう・・・

                                                  かわかみ
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