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議員の海外視察について「市民の声」紹介

市役所のホームページに「市民の声」というコーナーがあり、そこに市政についての疑問点を、率直に問い質している方がいらっしゃいます。その方のご了承を得て、第一回目として第5次行政改革と関わって、議会費と海外視察についての質問を紹介いたします。
少々長くなりますが最後までお読み下さい。
                     事務局  かわかみ

☆ 質問‥9月10日
 議会費が20年度2億4千万円、21年度2億6千万円と増額しております。そのような時期に海外視察の予算が取れたから、何としても行きたいとの意向が強くあるとのこと。一市民としては必要と思われません。もし必要であるならば、国内外に関わらず税金を使用するので、市民に対する説明会を義務付けていただくことを強く希望いたします。ご回答お願いします。

◎ 回答‥9月27日
海外視察についてでございますが、「議会費が20年度2億4千万円、21年度が2億6千万円と増加」と記載されておりますが、議会費の決算額については平成20年度が2億6千520万8千円で、平成21年度が2億6千20万9千円と、499万9千円減少している状況でございます。議員の期末手当434万7千円の減額など経費の削減に努めている所でございます。
 議員の海外行政視察については、今まで4年(議員の任期中)に一度実施してきました。
今回も、平成22年度当初予算に計上を要望し、市民の代表として選ばれた議員が平成22年3月議会定例会において予算を可決したものでございます。
 議員にとって、広く海外に目を向け、国際的視野と見識を広めることは必要なことであり、視察の成果を今後の市政発展に活かしていくために、海外行政視察を実施するものでございます。海外行政視察の報告につきましては、議会だよりで、広く市民の皆様にお知らせしたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

☆ 質問   10月7日
 たびたび「市民の声」をお届けしお手数を煩わしています。議会費についての質問で、年度の間違いがあり訂正いたします。
広報発表によります決算では(21年度決算は未発表でした)  
19年度  242,750,000円    20年度  265,210,000円
やはり大きな歳出増になっております。
 前回頂いた議会事務局の回答は(海外行政視察)あの程度のことしか書けないのでしょう。国際的視野と見識を広めるためとありますが、一小市としては、国際的よりも国内の先進的市町村を視察し、実際に議員による条例提案をする等、費用が活かされるような事例の調査をしっかりした上での視察とするべきです。
 以下は市長の姿勢を問うものです。
 一小市議員が海外視察をして何をしようというのでしょうか。
議員なって見識を広めるのではなく、見識のある人が議員になるべきです。それでもというのであれば、目的と実効性が問われなければなりません。その上でなおかつ実施するのであれば、視察者全員により、納税者たる市民に直接報告、説明をすべきです。議会事務局の回答では「議会だより」に発表とありますが、誰が書いたか分からぬような紙上報告書の抜粋では納得できません。また十数人の海外視察など恥さらし以外の何ものでもありませんし、褒章的海外旅行であるならば言語道断と言わねばなりません。海外視察を取りやめた議会も多々あるやに聞いています。以上、議会事務局への開示、および市長自身の姿勢を回答ください。

          一市民の声 (10月15日現在未回答)


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コメント 2

一市民

すばらしい!まことにその通り。『国際的視野と見識を広めるため』はnonsene以外の何物でもありません。
nonsenseの意味、分かるのでしょうか?議員さんたちは??
by 一市民 (2010-10-15 20:02) 

一寸法師

議員の海外視察になぜ残り任期1年の副市長がいくのか。
なぜ議会事務局長が行くのか。
この二人が行くだけでも80万円あまりかかっている。
議員の視察なら議員だけで行けばよい。
議員だけで行けないようなら行く資格はない。
それとも副市長と議会事務局長はご褒美に税金を使って海外旅行にお手盛りで行ったんでしょうかね。
不景気で困っているのにずいぶん虫の良い話しだね。


by 一寸法師 (2010-10-15 21:50) 

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