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教職員の勤務時間・部活動 [教育]

 今日の東京新聞に「中学校教諭過労死賠償命令」の見出しで、部活動で過労死された富山県滑川市立中学校勤務の40台教師遺族が、約1億円の損害賠償を県と市に求めた訴訟の判決で、富山地裁(松井洋裁判長)は5日、「部活動による業務が過重」であったと認め、約8300万円の支払いを命じた・・との記事が掲載されていた。
この教師は発症1か月前の時間外勤務は約119時間、2か月前は135時間、3か月前は95時間。発症前53日間で休日は1日しかなかったという。
教師の妻は記者会見で涙をこらえながら「過重な業務の犠牲になる教員がこれ以上でないように・・」と
訴えたという。

 さて袖ケ浦市での現状はどうであろうか。22年6月議会での佐藤議員の質問では 次のような回答がされている。

 県では「学校教職員の働き方改革」で、月間80時間超の教職員が32.4%であることから、その現状から、45時間を超えないことを目標に、業務改善と意識改革を促したという。
 その結果袖ケ浦市ではどうなったか・・・小学校では、45時間を超えてしまった教職員は40.5%(聞き取り不明?)中学校は64.4%であったという。

 これをどう見るかは、読者の感想に任せるが、努力の成果とはいいがたいと私は見ている。
一方数年前、市役所退庁記録が21時、22時を超えている職員が多数いたという報告がなされている。この問題はその後どうなったのか?お聞きしたいものだ。
                                   Kawakami


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