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社会教育委員会傍聴記 [市政全般]

 社会教育委員会傍聴記
関  巖

 23日(月)午後社会教育委員会があり傍聴してきました。
議題1は、公民館を交流センターにすることのパブコメの意見と市の見解について報告がありそれについての質疑でした。

 意見提出者12人、意見38件で
A意見を修正し原案を修正したもの      1件
B意見の趣旨・考え方が盛り込まれているもの 4件
C意見を反映しないで原案通りにしたもの   9件
Dその他の意見・今後の姿勢の参考とするもの 24件

 パブコメ意見に対する市の見解であちこちに出てきているのが
「市長部局への移管により、公民館の利用制限の緩和を図り、それぞれの地区で活動している市民、地縁団体、市民活動団体、事業者のあらゆる主体が集い、交流し、互いに連携・協力し活動することにより、市内の各地区において協働によるまちづくりを進めるうえで、中心的な活動拠点となることを考えて、交流センターとするものです。」と言う文言です。

委員から「交流センターになると利用者が増えるとかまちづくりが活発になると言うが具体的に何をやるのか?」と何度か質問があり、このことに対する市の答えも具体的でなく委員から「交流センターの必要性が一向に分からない」との感想が述べられた。聞いていて私も同感であった。傍聴していても交流センターの必要性がわかならかった。

 パブコメの意見を読んでもっともと思われる意見がいくつもあったが、それらが市の方針に反映されていなかった。
市民の意見をもっと取り入れなければ、市民も意見を出すことが虚しくなり市民は意見を出さなくなる。
このような市の姿勢が続く限り、協働のまちづくりといくら市が言ったところで市民が積極的に関わるようなことはないであろう。
交流センターという器を作るより市民が積極的に意見を言い取り入れる場が無い限り市民は動かないと思う。

 発言者数名が「公民館の活動が今までやってきた社会教育活動事業に変更がないのであれば問題ない」
の意見だった。

 半数以上の委員からは発言がなかった。
委員会や審議会をときどき傍聴するがどこでも発言しない人が過半数である。何の為に会に出席しているか解らない。
欧米ではいくら自分の意見があっても発言しなければ意見がないことと同じと見なされる。そして意見のない人は社会の中での評価が低くなる。
自分の意見を全員積極的に発言するような会であって欲しい。

 傍聴者に委員と同じ資料が渡されたことは評価できます。


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