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市原地区コンビナートの電源状況 [火力発電所]

 私たちの事務局長はすごい!思いつき・発想が次から次へと浮かんでくる。浮かぶとその発想が実現可能かどうか、調査に入る。自分の目で確かめて見なければ落ち付かない。パソコンを自由に使って全世界の動きから、身の回りまで、発想したことの理論的背景を確かめる。
 つまり、労働者であると同時に熱血漢的学者でもある。ここ数日、その足跡を追ってみようと思う。
先ず、葬儀の帰りに通りかかった市原市のコンビナートを眺望し、次のような状況を見て考える事例から紹介しよう。                   kawakami

 葬儀の帰りに、養老川河口にある海釣り公園近くから対岸の五井火力建設状況を撮影してきました。
この写真公開ついでに個人的な見通しを記載しておく。

 添付写真3号は影で見えないが基礎工事と骨組状態でしょう。

 昨年夏から送電線(碍子形状から多分50万ボルト)建設が養老川から五井火力まで進んでいたので建設しているなと思っていましたが、隣の石油会社でも建設工事が進んでいたので、火力の建物であるのか判断できませんでしたが、昨年から建設していたものはタービン建屋であったことがボイラー1,2号が姿を今回現わしてはっきりしました。
流石78万kWの排ガスボイラーと煙突直径は大きい(姉崎は65万kWで2周り小さい感じ)

 姉崎火力新1号は2月に運転入りしたが今は検査停止、2号機は4月から運転入り予定だが運転開始していない感じ、3号は来年運転開始予定

 1974年ー79年建設の袖ケ浦火力は今でもバックアップ用として重要な地位を占めています。
 なぜなら隣の東京ガスの計画は居眠り状態、東電のほとんどのガス火力はガスタービンのため、出力低下運転に不向きでかつ、東京ガスのLNGを気化させるのに火力排水の温排水が利用され、冷やした海水は冷却水として東電側も歓迎の関係。握手しながらお互いに蹴飛ばす関係です。

 今回建設の五井65*3と新姉崎78*3はガスタービン火力なので低出力安定運転には不向きであることから電力需要が下がるタイミングでは、古い袖ケ浦火力の出番は当分続く。

(横須賀65*2が正式運転で安定化すれば、横須賀が袖ケ浦の役割を分担するようになる可能性が大きい??そうなれば量級袖ケ浦1号は長期計画停止という名目で実質廃止になるでしょう
 裁判行方次第で袖ケ浦火力の延命措置は継続、234号は旧式とは言え良い維持管理から当分延命。
 南横浜火力、970-1973ほぼ停止状態だが運転しているようなので南横浜火力が廃止までは健在か)

 以上、葬儀帰りのコンビナート眺望から、私が感じた状況把握メモです。ご参考まで

五井火力更新計画.PNG


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