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川原井の不法投棄と汚染水 [残土埋め立て問題]

林区と高谷区の不法投棄と汚染水
関  巖
 平川地区の林区と高谷区に9年前から木更津のワコーエコテックによる不法投棄が行われた現場を見てきました。現場は約2.0町歩(20000m2)、深さ約20mの谷間に瓦を砕いたものやいろいろ混ざった物が捨てられて高さ約10mまでになっていた。
ざっと計算すると約60万 m3 あるいはそれ以上の廃棄物が捨てられていることになる。この業者は森林法に違反して木を切り、産廃処分場の許可を取らずに違法な不法投棄をしている。
 この不法投棄物から高い放射能が測定されている。この業者の親族には福島の放射性残土を扱っている者がいてここに放射性残土を持ち込んでいる可能性が高い。
 この現場から100~300m以内に13軒の集落があり、9年前に埋め立てが始まったが、令和になって3年あまりの間に建て続けに9軒の家で癌が発生し内一人の方は癌で亡くなっていると言う。たった3年あまりの間で7割の家で癌患者が出ると言うのは異常としか言えない。
 ここの集落は井戸水を飲んでいる。また産廃が捨てられている時白い粉塵が多数飛び交っていたという。 癌の原因は汚染水か汚染大気か放射性物質によるものかは断定できないが今まで癌患者はほとんどいなかった地域で3年あまりの間にこれほど沢山の癌患者が出たと言うことはこの地区の環境汚染以外には考えられない。
 早急な原因究明が為されなければならず、その究明は健康と安全を守る行政の一番大事な責務である。
 林地区では再三にわたり市や県に原因を調査するように申し入れたが市や県は積極的に原因究明をしようとはしていない。
住民の健康と安全を守るのが自治体の責務であるのに市も県もその責務を放棄しているように見える。

写真①
埋め立て1.PNG

 高谷から牛久に抜ける国道409号線沿いの林地区に谷津田を違法に埋め立てた土地に日高金属という会社が電線のプラスチック被覆を剥がす工場を建て操業している。そこからの排水口から汚濁水が流れ出ている。白く泡だったいかにも汚染した水の場合もあればそうでない場合もある。市に調査を申し入れたら一番ひどい時の水を採水しなくて検査をして異常が無いと言う。一番汚れたときの水質調査をすべきでやはり住民の健康を一番に考えた対応を市はしていない。
写真②

埋め立て3.PNG

 上記二カ所とも小櫃川支流の松川の上流部であるので、当然ここから出た汚染水は小櫃川に入る。下流で私たち30万人の水道水源として取水してる。
私たちの問題として考えなければならない。


埋め立て2.PNG

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