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「水道水源に築かれた巨大廃棄物処分場の問題点」 [産廃処理場]

 水源に涵養林のかわりに産廃施設をつくるという、非常識この上ない判断を下した県知事に、改めて厳しく抗議します。いかに非常識なことであるかは、この1冊が手元にあればよくわかります。私たちの会の会員でもあり、公的資格として「環境計理士」「水質関係第一種公害防止管理者」「大気関係第一種公害防止者」「騒音関係公害防止管理者」「振動関係公害防止管理者」他・・の資格をもっておられる野々山登さんが、下記の本を、被害を受けている4市市民の為に作ってくださいました。以下ご本人からの呼びかけの文を紹介いたします。 このメールが届きましたら、折り返しでの申し込みをお願いいたします。  かわかみひろし

 タイトル :「水道水源に築かれた巨大廃棄物処分場の問題点」

 君津地区4市(君津市、木更津市、袖ヶ浦市、富津市)及び千葉県営水道の水源地であり、環境省による「平成の名水百選」に選ばれた久留里の自噴井戸群の近くの山間部に、関東地区でも最大規模(埋立容量426万㎥)となる管理型廃棄物処分場「君津環境整備センター」の第Ⅲ期処分場が建設されています。
 この処分場は10年以上前(2012年)に第Ⅰ期処分場で有害物質を大量に含む保有水の漏洩及び保有水水位が著しく高くなる重大なトラブルが発生し、千葉県より改善するように指導・勧告を繰り返し受けているのにいまだに改善がなされていないため、廃棄物の搬入が停止された状態が継続しています。

 このような状況において、第Ⅲ期処分場の増設許可を出すのは違法であるとして、地元の住民らが千葉県を相手に設置許可の取り消し求めて千葉地裁に提訴し、現在も裁判が進められています。
 この裁判で住民側の訴えが認められ貴重な水道水源を重金属やダイオキシン類などの有害化合物による汚染から守るためには、多くの方が状況を理解して支援していただくことが必要です。
 本冊子は、廃棄物処分場について国の施策及び処分場の構造・維持管理等を解説することにより問題点を明らかにするとともに、処分場建設に関する近隣住民による環境保全活動の概要を紹介する目的で制作しました。
 この資料が、水道水源地を適切に保全して環境汚染を防ぐことにより、安全な飲料水を日々供給される社会を守ることが大切であることを理解していただくために貢献できれば幸いです。

冊子概要:
・サイズ :B5          ・印刷  :カラー
・ページ数:71ページ       ・頒価  :300円
・著者  :野々山 登 (ふるさとの水を守る会)
・制作協力:・ふるさとの水を守る会
      ・小櫃川の水を守る会
      ・「大気と水は人権」4市民連絡会
      ・「袖ケ浦市民が望む政策研究会」

 本冊子をご希望される方は下記まで連絡ください。
・「大気と水は人権」4市民連絡会 : 川上  宏
メール: khiro71@jcom.home.ne.jp
  電 話: 090-1458-9652


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