SSブログ

環境と暮らしを考える講座 3 [ごみ処理施設]

  昨日の続きです。会員からの調査報告です。      kawakami 

★ 一部自治体で広がる家庭ごみの戸別収集 ホームセキュリティのニーズ高まる?

 居住している自治体の「可燃ごみ戸別収集の社会実験について」という告知を見て、全国の自治体で、家庭ごみの戸別収集(各家庭の玄関前などに出されたごみを収集する方式)が広がっていると知った。高齢社会の進展に伴い、従来のごみ集積所まで出す行為やごみ集積所の維持管理などが難しくなる状況を受け、玄関前や敷地内の指定場所に出す戸別収集を始めたところ、住人のごみ分別の意識が高まり、副次効果としてごみの減量化が進むと分かったためだ。

★ ごみの分別徹底・減量化、街の美化、負担軽減……メリット多数
 社会実験の実施に先立ち、市の廃棄物対策審議会がまとめたアンケート結果によると、ごみ集積所で収集している資源再生物の回収金は自治会の貴重な収入源となっており、現行の方式を継続して欲しいという意見が多かった。また現状、清掃作業を含むごみ集積所の維持管理やカラス被害が問題となっており、ごみ集積所で週2回収している可燃ごみ(燃やせるごみ)を戸別収集に変更すれば、可燃ごみ用のごみ集積所が不要になり、街の美観の改善が期待できるとまとめている。

★ 戸別収集のごみ置き場の例
(神奈川県大和市のPDF資料より)

 戸別収集の場合、ごみ回収時間帯は、例えば「週2回、当日の朝8時まで」に限られるが、自宅を早朝に出発した場合、出したごみが回収される前に第三者に持ち出されるといった懸念が残る。自宅の防犯には無関心でも、「専用ごみ捨て場」となると、不審者を検知するネットワークカメラや、人感センサーといったホームセキュリティの必要性を感じる人が増えるのではないだろうか。個人情報の入った文書を断裁するシュレッダーや、不用品を売却して換金できるフリマ・中古買取などに対する関心も高まるだろう。

★ 将来、各家庭のごみは自宅の前に捨てるように?
 屋内向けのホームセキュリティ製品・サービスはすでに多数あり
 基本的に屋内向けとなるが、スマートフォンと連動して録画映像が見られる「スマートカメラ」と称するネットワークカメラや見守りカメラ、それらカメラとセンサー類を連動したホームセキュリティサービスはいくつかある。

「リーフィー(leafee)」のように、「セコムホームセキュリティ」「ALSOK」といった従来の警備保障サービスに比べると、従来より機器代金も月額利用料も安いサブスクリプション型サービスも出てきた。

 清掃スタッフの増員、回収ルートの検討、ごみ収集車が通行するための道路幅(おおむね2.5m以上)など、全面的な導入に向けたハードルは多いそうだが、家庭ごみの戸別収集は、街の美観促進、面倒な「ごみ出し」の負担軽減、さらに、ホームセキュリティ/スマートホームに対する意識づけという三つのメリットが期待できる。

 特に戸建住宅の比率が高い地域ほど、移行するメリットが大きいという。実証実験などを通じてしっかり周知しつつ、将来的にはぜひ全国的に導入して欲しい。(BCN・嵯峨野 芙美)

 ★ ゴミ門口収集自治体
 那覇市:基本的に門口収集。特に問題はないとのこと
 沖縄・中城村:中城村役場 住民生活課 生活環境係 宮城 と 申します。
 
 中城村のごみ収集については、門口前収集を実施しております。
ごみ収集の問題としましては、カラス・猫による(各家庭に対策をお願いしております。)
ごみ袋を荒らす被害や、資源ごみの持ち去り対策等に苦慮しております。

品川区・台東区
品川区ではゴミは無料で回収。東京都は無料回収。収集車が入れない道の場合も、徒歩で各戸に  
 取集。カラス対策はネット又は容器に入れてもらう。資源ごみは集積所に置く。

◆ 当家はゴミステーションまでは190メートル程あり、その半分は斜度8-10%の坂。行きは良いよい帰りは怖いで、足腰が弱くなったらゴミ出しに行けなくなり、「ゴミ屋敷化」の可能性があります。

                                   以上

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。