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賛成討論・反対討論 7(終了) [議会ウオッチング]

 重要議案についての、賛成討論、反対討論の内容記述は昨日で終了した。このほか、討論があったのは次の二つの議案である。

議案3号 袖ケ浦市介護保険条例の一部を改正する条例の制定
   (反対討論)  篠崎典之議員   (賛成討論)在原直樹議員
陳情第1号  JR内房線へのワンマン運転導入に関する陳情書
   (賛成討論) 励波久子議員    (反対討論) 伊藤啓議員

 いずれも冒頭に述べたように在原議員、伊藤議員からは何の連絡もなかった。

◆ 今回の一連の報告は、議会運営と議員の在り方について、いくつかの問題を提起している。最後にこのことについて触れておきたい。

▲ 賛否討論者の機械的同数配置について
① 同数配置は慣例によるものか、議長が決めているものか、議運が決めているものか、事務局が決めているものか・・不明であるが、同数を配置するため、本人の意志によらない力が働いていることは明確であること。
② 今回の例でいえば、ほとんどが新人議員に割り振られている?ように見える。
  (部活的しごき?幼稚ないじめ的感覚?習慣的・先輩意識?)
③ 特に特定会派から多いのはなぜか?

▲ 議員の在り方について
① 反対討論参加者は、本人の意思で明確な反対意見を述べているが、反対論者の指摘する論点に個別に対応した賛成論者の意見は、根本議員意外には見当たらなかった。根本議員は議会ごとの報告会を開き、ご自分の発言について公開されている。私たちの提言にも誠実に答えてくださった。立派であると思う。
 賛成論者の意見の全文は、6月議会直前に議事録が出るのであらためて読ませていただくが、割り当て配置による、形式的賛成意見をせざるを得ない状況にあったことが推測される。
 こういう弊害を伴う割り当て配置は早々にやめていただきたい。議員を堕落させるものである。

② 議員は、支援してくれた市民の負託に応える事が責務であることを自覚すべきであると思う。あってはならない慣習や、「みんなで渡れば怖くない」別な言葉で言えば「なれあい的風習」などに対しては、毅然と対応する姿勢を堅持していただきたい。

③ 市民団体や弱者への無意識的差別感覚を露呈するのが、この種のアンケートや要望に対する対応である。今回一切の返答をいただけなかった方々の対応の仕方は、社会的礼節さえ欠く「無視」であった。このことは、ご自分の議員としてのレベルの低さを露呈したものであることに気づかれることを願うのみである。

                              kawakami

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