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静岡市清水区のLNG火力発電所計画 [火力発電所]

  2018年4月11日のこのブログに、静岡市清水地区に計画された200万kwのLNG火力発電所建設計画のことのことが書かれています。今一度そのまま復活させます。地形も全く同じことにびっくりされるでしょう。さてどんな結果になったと思われますか?ぜひお読みになってください。kawakami

 下の画面を見てください。どこの街の地図かお判りでしょうか。静岡県静岡市清水区の地図です。海に張り出した工業地区、沿岸を走る鉄道。清水駅のある場所などを見ると、袖ケ浦の長浦駅周辺と全く同じ状況であることが浮かんできます。その上富士山が見えるのも同じです。

清水火力発電所計画.PNG

 さてこの街に、LNGの火力発電所建設計画が持ち上がりました。JXTGホールディングス株式会社という会社で、エネルギー事業、石油・天然ガス開発事業、金属事業を行う企業で資本金が1000億円という石油元売りとしては日本第一の大企業です。この計画では110万kW(当初200万kW)の火力発電所建設計画です。

 この計画に対し、市民の中からいくつもの反対運動が沸き上がると同時に、この市民の声を背景に、静岡県川勝知事、田辺静岡市長が次々と反対声明を出しました。その代表的発言を並べてみましょう。

★ 市民の声・・住民の声がこれだけ盛り上がらなかったら知らない間に出来上がっていたでしょう。決定には感謝します。利益だけでなく本当に安全な電力に取り組んでください。
★ 川勝静岡県知事は・・電力は不足しているとは言えない。観光都市として取り組もうとしている市の現状にはあわない。
★ 田辺静岡市長・・この計画は街づくりの方向とは一致しないものです。再考をお願いしたい。

 官民が一致した反対運動の勝利です。袖ケ浦市議会の一般質問で、県・国の政策に対する意見、あるいは民間企業の不当と思われる経営に対する、市としての態度を鮮明にすることの要請に対し、市長として毅然とした回答を聴いたことはありません。残念なことです。(続く)


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