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となみ議員一般質問 [議会ウオッチング]

 今回は6名の質問である。全員の質疑をお聞きしたいと思っていたが、11日来客があり、お二人の議員の質問は聞くことができなかった。13日の一般質問は4名である。一日議会に通いお聞きすることができた。その概要を報告する

 となみ議員は、大綱第1点目で、異常気象・災害が頻発している現状を指摘しつつ消防力の強化を訴えた。質問に対し不思議な回答が出るという質疑応答が繰り返された。不思議な回答の実態をお知らせしよう。

◎ 不思議な回答とは、職員数124人という現在数が最適であるという。

 職員数は現在124名である。平成24年には129名であったという。
県内でも全国でも、職員数は増加しているというのに、こんなに問題を抱えているというのにである。なぜ増やそうとしないのか? 

① 救急車出動数  平成20年には 1203回 平成30年には 2973件 と1770件も増えている。それでも職員数は増やさない。充足しているという

② 現場の声をいくつも実際に集約されている。それでも職員数は充足しているという。
▼高価な最新機材が入っても使える人がいない。
▼学びたくても教える職員もいないし忙しくて学ぶ時間もないし安全面が心配  
▼現場活動に限界を感じている  
▼署が不在になる 

④ 消防体制充実強化検討委員会なるものができて何を討議しているかその議事録を見ると、車両人数などの検討はあるが、人員は据え置きのまま。さらに120人にするにはどのような仕組みにすればよいのかという削減のための論議が交わされている。先に上から指示された120人ありきでの討議である。

⑤ 条例定数では135名という数字である。木更津も、君津も条例定数以上の職員が配置されている。

◎ 不思議な、すべての人が納得すること不可能な回答であった。不思議はまだ続く。
 消防署の再編計画は平成26年に行われ、本部の移転は決定していたものが、28年にどういう経過があったのか消えた。県が提起した災害マップでは、長浦消防署は高潮侵入地域に指定されているという。この理由もはっきりした回答は出なかった。ただ専門家の検討委員会が調査検討中という市長の発言があっただけであった。

  私は「モリ・かけ」問題や統計改ざん問題を次々に思い出した。官僚の忖度による答弁や改竄である。誰の意志を忖度したのか。1強の権力集中によるものであることははっきりしている。この風習が当たり前のように行われ、忖度が当然の政治風景を描き出し、ついには小さな自治体にまで及んだのか・・と思ってしまった。袖ケ浦市行政での1強はどなたか???


 となみ議員の大綱第2点は就学援助体制についてであった。この問題はとなみ議員のライフワークのような問題である。ここでは教育委員会との応答が主であった。意見の違いはいくつかあったが、教育委員会の回答には努力している姿勢が見えるものであった。長くなるので報告はここまでにする。  kawakami


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