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不登校児童・生徒数 [教育]

10月30日の朝日新聞社説に、全国の不登校児童・生徒数の調査結果が掲載されていた。
文部科学省が全国小学校・中学校で調べた年間30日以上休んだ子は、昨年度12万6000人に上っていて、うち90日以上休んだ人数は72000人と、全体の57%を占めているという。

勿論、不登校の原因も多様にあって、このことで、学校が悪いとか、関係機関の努力が足りないなどという気はない。そのことは、10月1日から連載した「貧困と教育」にも述べたとおりである。ただ放置していてよいわけはない。原因を究明し、何らかの子供たちの進む道を見出す努力を費やしていただきたいものだという願いを
持つ。

朝日新聞では発想を転換し選択肢を増やし、その子に適した学びの場を考え、導いていく。その努力を尽くすことが、教育委員会をはじめ関係機関の努力は当然求められるけれど、時代を背負う子供たちに対する大人としての務めではないのか・・と説く。

再度書いておこう。袖ケ浦の不登校児童・生徒の数である。このブログを読んでくださった方は、この数字を頭に刻み込んでいただきたい。そして、その変化に心を配っていただきたい。

昨年3月での議会答弁で明らかになった数字です。その数字とは次の内容です。(2015,3,16議会答弁議事録・福原議員一般質問)

長期欠席者数(30日以上)  小学校  28名    中学校    50名
不登校者数               15名           39名
合   計               43名            89名
市内児童生徒数(2014年)       3115名         1728名
総数に対する割合           1.38%            5.15%
全国平均学校基本調査H14)      0.889%          3.62%

国は不登校を、「誰にも起こりうるもの」と位置づけ「問題行動と考えてはいけない。」とし「寄り添い、共感的理解と姿勢を持つ」ことを求めている。ただ言うだけではなく、それを保障する具体的政策を、自治体も、国も具体化してほしいと願う。

kawakami

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