厚顔無恥・・甘利元大臣 [国政]
「日刊ゲンダイ」8月4日号に 甘利元大臣が 国会復帰した様子を書いている。
「厚顔無恥」そのものの表情である。 (日刊ゲンダイ) kawakami
「厚顔無恥」という言葉がピッタリだ。“口利きワイロ”疑惑で大臣を辞めた甘利明・元経済再生担当相(66)。疑惑について、検察審査会が「不起訴相当」と議決したことを受け「私の件は決着した」と話し、1日の本会議で国会復帰したが、よくもまあ、人さまの前にノコノコ出てこられたものだ。
1月下旬に大臣を辞任してから“睡眠障害”を患っていたという甘利氏。6月6日に地元事務所前で会見した際、「少しずつ政務復帰することにした」と言っていたが、7月中は音沙汰なし。「参院選と都知事選への影響を避けた」(ベテラン野党議員)ともっぱらだ。1日の本会議終了後はやたらとニヤニヤし、安倍首相と握手を交わしていた。一体、睡眠障害はどうなったのか。なぜこのタイミングで復帰したのか。
「1日からの臨時国会はたった3日間で、委員会での審議は行われません。そのため、野党は甘利さんを参考人招致して追及する機会がないのです。秋の臨時国会まで一定の時間を置き、少しでもほとぼりを冷ます“作戦”でしょう」(野党議員=前出)
“作戦”はそれだけじゃない。
「甘利さんが役員や閣僚などの目立つポストに就けば、野党の追及の的になるだけでなく、世論の批判を招くことにもなる。党内の部会長など、表舞台からはなるべく遠いポジションで、頭を低くしてやり過ごすつもりだと思います」(永田町事情通)
このままシレッと逃げ切れると思っているのかもしれないが、そうはいかない。民進党の山井和則国対委員長代理はこう言う。
「甘利さんは辞任会見で、『(疑惑について)調査を進め、しかるべきタイミングで公表する機会を持たせていただく』と言っていた。秋の臨時国会ではTPP特別委などで甘利さんを参考人招致し、きっちりと説明してもらう。不起訴だからといって説明責任から逃れることはできません」
さらに、枝野幸男幹事長は2日、秋の臨時国会で甘利氏の証人喚問まで求める考えを示した。みそぎはまだ済んでいない。
「厚顔無恥」そのものの表情である。 (日刊ゲンダイ) kawakami
「厚顔無恥」という言葉がピッタリだ。“口利きワイロ”疑惑で大臣を辞めた甘利明・元経済再生担当相(66)。疑惑について、検察審査会が「不起訴相当」と議決したことを受け「私の件は決着した」と話し、1日の本会議で国会復帰したが、よくもまあ、人さまの前にノコノコ出てこられたものだ。
1月下旬に大臣を辞任してから“睡眠障害”を患っていたという甘利氏。6月6日に地元事務所前で会見した際、「少しずつ政務復帰することにした」と言っていたが、7月中は音沙汰なし。「参院選と都知事選への影響を避けた」(ベテラン野党議員)ともっぱらだ。1日の本会議終了後はやたらとニヤニヤし、安倍首相と握手を交わしていた。一体、睡眠障害はどうなったのか。なぜこのタイミングで復帰したのか。
「1日からの臨時国会はたった3日間で、委員会での審議は行われません。そのため、野党は甘利さんを参考人招致して追及する機会がないのです。秋の臨時国会まで一定の時間を置き、少しでもほとぼりを冷ます“作戦”でしょう」(野党議員=前出)
“作戦”はそれだけじゃない。
「甘利さんが役員や閣僚などの目立つポストに就けば、野党の追及の的になるだけでなく、世論の批判を招くことにもなる。党内の部会長など、表舞台からはなるべく遠いポジションで、頭を低くしてやり過ごすつもりだと思います」(永田町事情通)
このままシレッと逃げ切れると思っているのかもしれないが、そうはいかない。民進党の山井和則国対委員長代理はこう言う。
「甘利さんは辞任会見で、『(疑惑について)調査を進め、しかるべきタイミングで公表する機会を持たせていただく』と言っていた。秋の臨時国会ではTPP特別委などで甘利さんを参考人招致し、きっちりと説明してもらう。不起訴だからといって説明責任から逃れることはできません」
さらに、枝野幸男幹事長は2日、秋の臨時国会で甘利氏の証人喚問まで求める考えを示した。みそぎはまだ済んでいない。
2016-08-05 13:26
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