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安保法制と日本 ~その6・最終~ [平和]

講演 柳澤協二氏
「安保法制と日本・・・私たちのかんがえるべきこと」を聴いて      其の6
関   巌

 現在の自衛隊は陸上が17万人の兵士、航空が340機の戦闘機、海上が60隻の自衛艦を持っている。自衛艦は3分の1がドッグに入っている。3分の1が完熟訓練をしていて実際に戦闘に参加できる艦船は残り3分の1の20隻である。もしソマリア沖や南シナ海まで艦船を派遣したら、日本を守ることが手薄になって守れなくなり、日本を守るという一番大事な任務ができなくなるということ。

 北朝鮮のミサイルや核実験は駄々っ子がおねだりするために駄々をこねている状態と同じ、本気でアメリカや日本を攻撃することは考えていない。もし少しでも攻撃すれば自分の国がもたないことは良くわかっている。

 中国も本気で米中戦争をする気など持っていない。
冷静に見るとそんなに脅威はない。それなのにことさら脅威を煽っているのは政治的に利用しているのだ。脅威を煽ってナショナリズムを鼓舞すると政権の支持率があがる。

 今の巨大与党の暴走を止めなければとんでも無いことになる。
海外への派兵は衆参両院の承認が必要である。今年参議員選挙があるが、ここで与党を過半数割れにすれば海外派兵は止められる。
 次期参議院選挙は大変重要である。

 官僚は与えられた仕事をやるだけ。その仕事をうまくやって出世する。自分の仕事にどんな意味があるかとか、本当に必要かなどいちいち考えていては仕事にならない。思考停止をして生きざるを得ない時がある。官僚の仕事も思考停止しないと出来ない。官僚をやめた今、発想の自由を得て、この様な活動をしている。   (完)

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