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君津市長へ要望書提出・明確な回答 [産廃処理場]

 昨日2日、「小櫃川の水を守る会」7名は鈴木洋邦君津市長に面会し要望書(下に掲載)を提出しました。

 私たち袖ケ浦市民も飲んでいる小櫃川の上流に新井総合は東洋一の規模の廃棄物処分場を持っています。さらに今までの倍の200万m3の第3期処分場を計画しています。この計画に伴うアセスメント実施についての要望書です。
私たちもこのことに関し千葉県に対して過日意見書を提出しております。

 市長は守る会の面会要請にすぐに快く応じてくれ
「今までも新井総合の処分場については一貫して反対してきた。これからもこの姿勢は変わらない。要望の3点はそのようにしたい。」
とのお話をいただきました。

 君津市は一昨年に千葉県内の残土に限るという画期的な残土条例を市長が提案し、議会で可決しております。君津市ではこの条例制定後1件も新たな残土処分場はできていません。君津市の環境問題に対する姿勢は見習うべき事が多いです。

 一方、この要請書中にもありますが小櫃川の水を飲む君津4市の中で袖ケ浦議会だけは第3期処分場
を認めないようにとの決議を否決しております。
 また袖ケ浦市長の提案した残土条例案は近隣市の制定した条例より内容が貧弱でした。それさえも袖ケ浦市議会は否決しました。袖ケ浦市では今も残土処分場ができています。
これらに反対した議員は市民の飲み水の安全や環境問題を真剣に考えているとはとても思えません。

袖ケ浦市や議会の環境問題に対する後ろ向きの姿勢が目立ちます。

                                 事務局


  君津市長 鈴木洋邦様 
小櫃川の水を守る会 会長 関  巌 

 君津環境整備センター第3期増設に係る環境影響評価方法書に関する環境の保全の見地からの意見についての要望


 日頃君津市政に対し鋭意ご尽力されておられることに感謝申し上げます。
 
 過日上記環境影響評価方法書について新井総合より説明会が行われました。そこでは参加者からの処分場に対する多くの疑問、危惧、質問が出され1回で終わらず3回も開くこととなりました。

 ご承知の通りここの処分場は第1期の開設のときより地元住民や小櫃川流域住民および小櫃川の水を飲料水、農業用水として利用している多くの住民から危惧、心配の声が多く寄せられ開設反対を表明し、君津市においても反対の意思を示しておりました。
 そうした中で第1期処分場では私たちの危惧したとおり汚染水の漏洩が起こり未だにその根本原因がわからずその対応も完全なものではありません。
 そのような中で私たちや君津市が第2期の営業許可を反対していたにもかかわらず千葉県知事は第2期の営業許可を出し第2処分場が稼働しているところです。
 さらに今度は第3期の処分場開設に向け林地開発行為の申請を出し環境影響評価を実施しようとしています。第3期については君津市、木更津市、富津市の各議会において営業させないようにとの決議がなされており、また林地開発行為について君津市は事前協議に応じていないところであります。
 
私たちは、この処分場すべての閉鎖を求めているところであり第3期の開設など到底容認できるものではありません。
 しかし新井総合が環境影響評価の手続きに入った以上この方法について意見を述べたところです。市民からの意見書はすでに千葉県より君津市に送付され近々君津市長の意見が千葉県知事に出されるところです。
 このことにつき以下の点を要望いたします。

1.第3期の処分場開設は認められないとの見地からの意見を述べて下さい。
2.市民から出された意見書の内容を最大限取り入れるよう意見を述べて下さい。
3.君津市長からの千葉県への意見書が出された場合は速やかに私たちにその内容を開  示して下さい。

以上




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