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SLAPP裁判てご存知ですか? [平和]

 国策に反対する住民を国が訴える。恫喝目的の裁判をアメリカではSLAPP裁判と呼び多くの州では禁じられている。

 2012年9月29日、オスプレイ強行配備の前夜、台風17号の暴風の中、人々はアメリカ軍普天間基地ゲート前に身を投げ出し、車を並べ、22時間にわたってこれを完全に封鎖した。この出来事の一部始終を地元テレビ局、琉球朝日放送の報道クルーたちが記録していた。真っ先に座り込んだのは、あの沖縄戦や、米軍統治下の苦しみを知る老人たちだった。強制排除に乗り出した警察との激しい衝突。戦いの中に響く歌。駆けつけたジャーナリストまで排除されていく。そんな日本人同士の争いを見下ろし若い米兵たち・・・

 ここに座り込んだ東村、高江の住民を国は「通行妨害」で訴えた。反対運動を委縮させるSLAPP裁判である。

 こんな現実があることを、皆さんはご存知ですか?この記録が映画になりました。「標的の村」といいます。

 沖縄の話は、遠い国の話ではないはずです。日本の基地の74%、その中の全国ニュースから黙殺されたドキュメント映画のことを、今日はお知らせしておきます。

                                                  kawakami
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