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間違いだらけの震災瓦礫処理~投稿~ [原発災害]

26日、木更津中央公民館で「間違いだらけの震災瓦礫処理」~広域処理は汚染を拡大し、被災地の復興を遅らせる~という講演がありました。講師は瀬戸昌之さん(東京農工大学名誉教授)という方です。参加者の中には君津市の市会議員が5名も参加されていました。新井総合・大平興産の二つの産廃処理施設を抱え、その上その二つの処理施設いずれもが、問題を起こしているという事実も理由の一つかもしれません。

 瀬戸講師の話は、非常に具体的でいろんな問題を考えさせられるものでした。例えば

★ 岩手県のがれき処理は11年かかる。(環境省)は何が嘘か
★ 阪神大震災のガレキ2000万トンはどう処理したか。
★ 「俺は広島原発を浴びても長生きしている。放射能で何を騒いでいるのか」は何が間違いか

というように、その嘘の一つ一つを具体的に証明するという話し方ですから、「ガレキ受け入れを表明すべき」・・・などと主張した袖ヶ浦市議会議員さんなどにはぜひ聞かせてやりたい話でしたね。

 このような設問の中で、変に感心してしまった問題を一つだけお知らせしましょう。
★ 東電の国営化は何をもたらすのでしょう…という設問に対し、先生曰く
「国営になったのでしょう、それにもかかわらずあの東電のでかい態度はなぜだと思いますか?何のことはない。堂々と大きい顔して税金を流し込めるシステムができたということだからですよ・・・」

 単に瓦礫処理だけではなく、自治体で行っている家庭ごみの焼却処理の問題にも触れて、愕然としてしまいました。「燃やして埋める」という処理方法は、環境汚染を進める最たるものであり、巨額の税金の無駄遣いである・・・という指摘です。このことについて、もう一度地元各市のごみ処理方法について考え直す必要がありそうです。

 おまけの話…君津市の「残土埋立規制条例」の県外残土の搬入禁止項目について、業者が裁判を起こすべく準備中とのニュースを聞きました。争点は「商業権の侵害」だそうです。さてこの件どのように発展するか注目の必要があるでしょう。  

                        以上報告です       平凡な一市民

 
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