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6月議会迫る [市政全般]

 昨日(29日)が、今議会における議員の一般質問内容の集約日であった。今回は何人の議員さんが質問に立つのであろうか。1日になると議会ホームページに内容が掲載されることになっている。期待しているところである。

 さて、今議会ではどのようなことが論議されるのであろうか。現在どんな問題があるか列挙してみよう。

① 国保料金が大幅にまたまた値上がりする。一般会計からの繰り入れの動きはない。公共事業の膨大な支出が軒並みに並んでいることを思えば、繰り入れの気は全くないのであろう。国がこうと決めれば、そのまま住民に転嫁していく姿勢(市政)。このことについての、自治体としての自主的対応が最近は見えない。議会としてこのまま承認していこうとしているのか?

② 海側開発では線路のアンダー通路についての見通しは立ちそうである。ただ県公表の津波の高さ、液状化問題との対応という課題が生まれてきている。また三井モールの開業に伴う、交通問題、商業施設誘致の可能性がなくなったこと。三井モールの場合、海側に延長約700mの公園を整備し、平均海面から2,47mの高さまで盛り土をする予定(朝日新聞)だという。海側開発ではどうなるのか・・・どっと課題が増えつつある。私たちが危惧していたことが次々と起きてきている。

③ 火葬場建設特別委員会の討議結果はどのようになっているのか。木更津からの共同建設、市原との共同使用等が、改めて強く浮かび上がってきている。公共事業が膨れ上がってきている中で、この問題をどう進めようとしているのか。

④ 残土埋立規制条例制定が遅れている。その合間を縫って3000㎡を超える土地への不法投棄が行われ、市民からの通告により中止状態になっているが、撤去の具体化についてめどが立っていないようである。どう処理するのであろうか・・・どんどん先延ばしの状態になり、業者行方不明…などということのないように願いたい。

⑤ 危機管理についての対応はどのようになっているのか…特にコンビナート災害に対する縦割り行政の問題から始まって、実態把握ができない状況にある事態をどのように考えているのであろうか・・・・県内劇物の82%が袖ヶ浦臨海地区にあるという。いったん事故が起きれば、袖ヶ浦市全滅の恐れすらあるというのに・・・

⑥ 水源地への放射能汚染汚泥や焼却灰の埋め立て中止要請の問題と併せ、ガレキ受け入れや、最終処分場受入れの知事のもとで、その候補地として近隣地区が当然上がってくることが予想されている。市として議会として、どのような対応を考えているのか。自らの姿勢も問われていることに心していただきたい。

 ざっとこのように次々と上がってくる。議員各位が、どのようにこれらの課題に質疑の矢を打ち込むのか。期待したいものである。

                                        事務局 kawakami
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