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街中を自由に放射性物質運搬車が走り回っている [放射能]

 今回も佐藤麗子議員のブログからの転載をお願いしました。袖ヶ浦市内で、こんなことが当たり前のように行われている現実を、市民は誰も知らないでしょう。市役所「危機管理課」も、おそらくご存じないと思われます。佐藤議員が25日付で書かれているブログは、そういう恐ろしい現実を明らかにしてくれました。
 市長をはじめ、市役所担当課は当然のことながら、議員諸侯、そして市民の皆さんも、平気で市民に危険をばらまいているこの現実に、怒りを、抗議をぶつけるべきだと思いますがいかがでしょうか?
                                         事務局  かわかみ

 いつもこのブログを見て応援してくださっている方から以下の内容の連絡をいただきました。
先日、市内線量計測をやって下さっている方が、国道16号を袖ケ浦から市原市に向かう途中、車内にあったガイガーカウンターが急に警告音を発したそうです。線量は、0.8マイクロシーベルトを超えていたそうです。驚いてとなりを見てみると、白い普通のバンに「放射性廃棄物運搬中」と書かれておりそのまま出光さん付近に入って行ったそうです。

 運転手の被ばくも相当と思われる事。また普通のバンで運送などとんでもないと思います。万が一事故にあったら・・・と心配のあまりご連絡を下さったようです。

 そこで、早速、市に確認をしてみましたが、市の管轄ではないのでわからないとのこと。そこで、「県ならわかるかもしれない!」と言われ県の産業廃棄物指導課の連絡先を教えていただきました。しかし、そこでもわからないとのこと。調べて連絡します。と言われたきり一週間以上もなんの音沙汰もなく・・・

 仕方なく、今日催促の連絡をしてみました。すると、折り返し危機管理課から連絡がありました。しかしながら、産業廃棄物指導課と危機管理課の間できちんとした伝達がはかれておらず、再度連絡をいただくことに・・・。あちこち、たらいまわされ、最終的には文科省の科学技術政策局原子力安全課放射線規制室というところが、担当と言う事がわかりました。

 そこで、連絡をしてみると、担当者が不在とのこと。しかたなく折り返し担当者から連絡をいただくことになりました。そこで得られた回答は以下の通りです。

 先日運搬されていた放射性物質は、配管の非破壊検査の為のものであると推測されること。
車両で運搬する際の基準は、専用容器に入れ、車両表面から2メートルのところで100マイクロシーベルト/h 運転席で 20マイクロシーベルト/h 車両表面で2ミリシーベルト/h とのこと。今回は0.8マイクロシーベルトと言う事で、基準の範囲内である為、何の問題も無い!

とのことでした。そんなものが常日頃からあちこちで運搬されていたとはまったく知りませんでした。放射線障害防止法の対象事業者は文科省の許可を得て登録される為、市内のどの業者が、どんなものを扱っているのかは、県や市では全くわからないそうです。

そこで、市内の状況をFAXで送っていただきました。これは、文科省のHPにも出ているそうなので、良ければご覧ください。

富士石油株式会社 袖ケ浦製油所・日本工業検査株式会社 千葉営業所
株式会社在原製作所 袖ケ浦事業者・日本メジフィジックス株式会社 千葉工場
三井化学株式会社 袖ケ浦センター・エコシステム千葉株式会社 第2工場
株式会社 性化分析センター 千葉事業所・
日本工業建設株式会社 千葉営業所
株式会社 性化分析センター 技術開発センター・
水ing株式会社 袖ケ浦薬品工業

以上が放射性同位元素を扱う事業者として認定されている業者です。
市内だけでもこんなにあるんですね。それぞれの企業が、それを何に利用しているのかは、すぐに教えていただくことはできませんでした。

 以前行った、一般質問では、こうした事が聞きたかったのですが・・・市ではなく国の管轄の為、正確な情報を聞く事ができませんでした。せめて、こうした情報は各自治体でしっかりと把握できるよう、改善して欲しいものです。


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