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袖ヶ浦市長への申し入れ [原発災害]

 5月25日、近隣4市の市民団体で構成する「放射能物質から命を守る市民の会」と、袖ヶ浦の母親たちの会である「袖ヶ浦市こどもたちと未来の会」そして私たちの「市民が望む政策研究会」の3団体による、出口市長への申し入れを行いました。これは半年前に近隣4市四町に行った「放射性物質を含む汚染汚泥や、焼却灰を水源地に埋立ることに反対する申し入れ」に引き続いた、今回の活動になります。

 申し入れに先立ち、3団体を代表して「守る会」の山田会長から「この間行政として取り組まれた様々な活動、その中でも先進的取り組みをした袖ヶ浦市長に対する敬意を表明し、県知事に対し32539筆の反対署名を提出したことの報告」がありました。それぞれの団体から、以下のような申し入れを行っています。

  「放射能物質から命を守る市民の会」「市民が望む政策研究会」からの連名の申し入れ
◎ 要請 
 ① 放射性物質の水源地への搬入の即時中止を、国と知事に申し入れること。
 ② 市主催の説明会を設定し、放射性物質の水源地への埋め立てに至る経過と安全性について住民に説明するよう国と千葉県に対し求めること。
 ③ ホットスポットの除染を早急に実施するよう、国と県に要請すること

◎ 質問
 ① 水源地に放射性物質が搬入されたことについて、地元市長としてどのような認識をお持ちか?
 ② 知事が8000bq/kg超の放射性物質の受け入れを表明し、人口密集地への配慮を国に求めたことについて、市長はどのようにお考えか?
 ③ 被災地のガレキ受け入れについて、県からの打診に対して、市はどのような回答をされたか?
 ④ 前回の会談以降、放射性物質から市民を守るために、市としてはどのような取り組みをされたか?

 「袖ヶ浦こどもたちの未来を守る会」からの要請事項
1、学校活動における放射能対策
 「プール清掃を児童にさせないこと。」 「砂ほこりを吸い込む恐れのあるような天候の場合屋内体育館での体育授業を」「広報誌に中学校の線量も掲載してほしい」「汚染の恐れある地域への校外活動の禁止・変更」「運動会等開催の折、土壌検査を・・裸足による活動中止を」

2、学校給食の測定徹底と、検出限界値をさらに引き下げること。数値が検出された時の対応に関する要請
      (細部省略)
3、袖ヶ浦市産のコメの検査の徹底・・・ブランドのアピールも(細部省略)

4、福島県産および危険とされている食材についての学校給食への使用中止を求める要請(細部省略)

 
★ 以上の要請に対し、「可能な限り早急な返答を文書で行う」ことを回答。2週間以内での回答が予想されることから3団体としても了承。回答を待って、必要によってはさらなる話し合いを要請しました。
 文書での回答が届いた時点で、内容をさらに報告したいと考えています。

                                        事務局 かわかみ
 
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