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議会の在り方を考える~その4~ [議会の在り方]

 三重県議会は、現在ほとんどの議場で使われている中央演壇型スタイルから、理事者と議員との対面討論形式のかたちに作り替えた。この方式はその後11府県に及んでいるという。議院内閣制の国会と同じ形の演壇中央型への疑問から、この形に踏み切った。
 単に形だけの変更ではなく、三重県は2006年に全国初の都道府県段階での自治基本条例制定を実現し、定例議会を年2回のロングランにした。(東京新聞)

 栗山町の議会基本条例が、日本最初のものであったのは、すぐ近くの夕張市の破綻を目の前に見ての反省に立ったものだという。市長と議会に任せっきりの政策決定のあり方、或いは、議会と理事者との馴れ合いの果てに生まれた破綻という現実に、議会のあり方について厳しく自らを律した中から生まれたものであるという。

 1800もの地方自治体に、それぞれ議会がある。変革への流れは「地方自治元年」と言われる今年に入って、いっそうその速さを強めるであろうことが予想される。
 袖ケ浦市議会が、その最後尾をついていくのか、少しはその速さを強めようと努力する姿を見せるのか、期待しつつ見守りたいものである。

                            かわかみ

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