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臨海プール事件NHKで放映

 9月15日「NHK首都圏ニュース」で袖ケ浦市臨海スポーツセンタープールの天窓落下事件が放映されていた。同日毎日新聞では比較的本質を突いた記事が掲載されていた。
 
 この問題は、単に「人身事故が無くてよかった」中には「休憩時開閉だから・・」という論まである。しかし、この背景には、30万円以下であれば指定管理者が負担であることを理由に、二度の警告にもかかわらず整備を怠っていたという指定管理者の責任問題と、指定管理者制度を、単に経費軽減という観点のみで安易に採用している市の行政姿勢を見逃してはならない。
 以下、参考までに毎日新聞の記事を掲載しておきたい。

             温水プール:天窓から9キロ部品落下 千葉・袖ケ浦
 千葉県袖ケ浦市長浦の市臨海スポーツセンターの室内温水プールで7月、天窓から重さ約9キロの鉄製部品が12~13メートル下のプール上に落下する事故が起きていたことが、同市への取材で分かった。プールには多数の利用客がいたが、休憩時間中でプールから上がっていたため、けが人はなかったという。この事故で市はプールの使用を一時中止していた。

 袖ケ浦市教育委員会体育振興課によると、事故が起きたのは7月17日午後1時ごろ。利用者の休憩時間中に自動開閉装置で天窓を開けていたところ、同装置の滑車部品が落下し、プールの床を傷つけた。プールでは1時間おきに5分間ずつ利用者を休憩させており、この間に天窓を開閉するようにしていたという。

 プールは50メートル×8コースと幼児用を併設しており、市は昨年から指定管理者である東京都内の民間会社に日常管理を委託していた。その後、設備検査をしたプールの施工業者が昨年と今年の2回にわたり「天窓を動かす駆動モーターのギアカバー部分に不備があり、早期の改善を求める」と民間会社に報告していた。しかし民間会社は修理せず、設備検査の結果も市に伝えていなかったという。民間会社は毎日新聞の取材に「市議会で報告されており、コメントできない」としている。

 市は事故が起きた翌日の7月18日までプールの利用を中止し、同27日に修理を実施。現在は通常通り営業されている。【森有正】

                                        事務局 かわかみ

 
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