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林区廃水汚染 [水の問題]

日本記者クラブ会員・反骨ジャーナリスト・政治評論家の本澤二郎氏のブログより紹介します。
せき
本澤二郎の「日本の風景」(5070)
<足尾鉱毒と福島核汚染ごみに羽交い絞めにされた袖ヶ浦市!!>
こんなことがあっていいのだろうか。かりそめにも日本は民主主義の国である。国民の生活と命を守る政府・自治体が存在する。法律に違反する犯罪行為を警察が取り締まる。実際は違った。ここは入れ墨やくざが跋扈する千葉県・房総半島だからである。

信じがたい事実は「行政も警察も国民ではなく、やくざややくざ系の首長や市議会議員に向いて仕事をしている」といっていい。被害住民の率直な意見であると付け加えたい。筆者の一存ではない。

「問題が起きると、やくざが市議会議員を連れてきてドーカツする」という地元住民の話は本当らしい。繁盛する「道の駅」の土地不動産は、やくざ系市議があらかじめ水田を買い占め、そこに「道の駅」を持ってきた、と元袖ヶ浦市長に聞いたばかりだ。仰天するような犯罪がいくつも転がっている。

かくして袖ヶ浦市林・高谷地区の山林水源地に、ソーラー発電を建設するとの約束で購入した土地に、あろうことか60万立方メートルものフクシマの核汚染ごみが不法投棄されていた。木更津市の産廃業者ワコーの犯罪だと住民は断定している。正しいだろう。

さらに、すぐそばには銅線を洗浄する黒い工場から、足尾銅山事件で知られる鉱毒が垂れ流されていることも、先ごろ発覚した。埼玉県に本社のある日高金属の犯罪行為であろう。

鉱毒と核汚染ごみで羽交い絞めにされた林・高谷区の対策委員会は、とうとう決起した。改めて報道各社に連絡し、9日に林公会堂で緊急の対策会議を開催。


<前代未聞の事態発覚に驚愕した地元対策委員会が9日決起>
気が狂うような事態に地元の被害住民は腰が抜けてしまった。当たり前であろう。どんなに日本が腐っていたとしても、フクシマの核汚染ごみと足尾の鉱毒と同じ猛毒汚染水が垂れ流されていたのだから。既にガンで亡くなった住民も出ている。がん手術を受けた住民はかなりの数に上る。

住民が「おかしい」と気付いたのは3年前。以来、袖ヶ浦市と千葉県、木更津署と千葉県警に厳しい取り締まりを要請し続けて来たのだが、県も市も警察も全く動いてはくれなかった。市民のための警察でも行政でもなかった。

今後どうするのか?9日に緊急の対策会議を開き、住民の声を聞きながら、覚悟の怒りの運動をさらに強める方針を打ち出すことになる。同調する青木愛ら国会議員や県議、衆院12区の出馬を予定している樋高剛も、こうした動きに敏感である。樋高は「防弾チョッキを着て戦う」と勇敢な姿勢を見せて、反やくざの市民の支持を集めている。注目したい。

<原状回復不可欠=警察は動くか=やくざに屈するか>
林地区は別名幽谷と呼ばれ、道路わきを清流「松川」が流れているが、今は蟹も魚もいない。その原因の猛毒も分かった。

既に土壌も汚染されている。松川は40万市民の水道の取水口である小櫃川に合流している。

袖ヶ浦市環境部長は、水道水を飲んでいない。汚染水を知っているためだ。核汚染ごみはワコーに引き取らせる。むろん、日高金属は直ちに閉鎖し、莫大な損害賠償を請求することになろう。原状回復に向けた新たな戦いが始まることになろう。

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