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久留里線の現状説明会 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 久留里線の久留里駅<―>上総亀山駅間の現状の説明会3回目

 タイトルは久留里線の久留里駅<―>上総亀山駅間の現状の説明会であるが説明を通してバス路線化などの縮小政策止む無しの方向に導きたい思惑を持った背景の説明会のように感じた。
場 所 久留里の上総地域交流センター 多目的ホール 
日 時 2023.7.15 14時半~16時半(30分超過)
参加者 70名 市原市、茂原市からの参加者もあり、袖ケ浦元市長の出口さん、木更津市議員の田中紀子さんはじめ議員、記者の参加もありました。
出席者 JR千葉支社、日本大学工学部交通システム課特任教授、千葉県、君津市
司 会 君津市都市計画部(調整課)
次 第 
(1) 検討会議の設立趣旨説明および第一回検討会議の結果概要など
(2) JR久留里線(久留里<―>上総亀山)の現状説明
(3) 意見交換(参加者からの質問や要望など)
※(2)には利用者減少の状況と今後の更なる現象推測が強調されている

質疑・意見の内容

① 検討会議には住民代表も入れて欲しい  ②公明党の国土交通省の斎藤大臣がローカル線の見直し方針を出したことで地方線の廃止に拍車がかり、地方創成の方針が忘れられている。 国鉄がJRになるとき橋本首相はJRになってもローカル線は維持されると約束したことが反映されていないのではないか?

② 要望もしないのにスロープが会談になってかえって使いにくくなったりしている。なぜそんなことをするのか?

③  久留里地区の場合、高速バスよりもJR利用の方が安価である。問題は久留里以降の電車がなくなって5時間半も空白の時間があり、子供の学校送迎に行かないといけない状況がある。

④ 子供人口が減って学校送迎バスが余っている、それを高齢者送迎に使えないか?ラストワンマイル交通機関として検討して欲しい

⑤ SDG‘s、脱炭素の観点から列車に自転車を乗客と一緒の乗せられないか?

⑥ 久留里地区の袖ケ浦地区も歴史的遺産、文化遺産があり、それをつないで観光資源として使うことで外部から人寄せできるのではないか? 関東で最も紅葉遅い地区と言われる紅葉の名所もある

⑦ 住民の希望を集約すれば2つである。①存続 ②増便で交通の便をよくすることで地域発展、衰退防止
狭く考え、縮小方針をとると地元もJRも社会も3者1損になる、三方良しを模索すべし

⑧ 高齢化社会が進むと免許返納したら移動手段がなくなってします。デマンド交通の自宅までがあれば良いがそれも難しい、少なくても電車があれば

⑨ 木更津市が説明者側に座っていないのはおかしい、久留里、亀山地域住民は木更津市に行きたいために鉄道を使うのであって君津市にいくためのケースは少ない、関係市の役人はすべて検討会議メンバーになるべきではないか?市民運動メンバーも検討会議に入るべき

⑩ 学生は部活すると帰り電車がなくなるので部活できない

⑪ JRは大幅な黒字909億円、株式配当も行う、一方で赤字理由の廃線模索、しかも電車料金が通過駅に支払われるので終点駅に近いほどお金が落ちない仕組みになっていて終点に近い路線はすべて赤字になる仕組みが作られている。国とJRの陰謀?斎藤国土交通省の責任は大きい

⑫ 久留里から上総亀山の線路は草ぼうぼう、沿線のり面に木が生え窓から顔出せば危険な状況、JR東海はちゃんとローカル線も維持管理していると聞いている(発言ではなく個人会話)

⑬ 5時間半も上総亀山の時刻表にはブランクがあって亀山に行ったら帰れない、誰も行かない理由
過疎化を加速したのはJRではないか

その他
 久留里から上総亀山間の線路の清掃や斜面の雑木の刈り取りなど放置状態で今回の説明は利用者数の現状説明
 袖ケ浦は24億25億投資して駅の近代化実施、高齢者配慮を行った。3市は久留里線、地域にまちつくりの投資をすべき
以上  富樫記

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