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会報発行 [その他]

 コロナ禍の中、集会活動が不可能になり、会員同士の対面討議が困難になったことから、1月冒頭に、会員相互の交流を基盤にした会報回発行が討議され、決定しました。発行準備と経費負担を考え、年4回としまた。議会直前に発行を考え、3月、6月、9月、12月初旬発行にしました。
 ということで、9月発行予定の「会報第3号」が発行されたので、概要をお知らせします。

① 巻頭言 袖ケ浦市は地球温暖化に積極的に取り組んでほしい    
② 激変の世界、袖ヶ浦にも変革を迫っています。
   ~食糧・日用品・エネルギーの国産化で安心・安全を
③ 会員が聞いた市民の声
④ 小さな勇者様の募集
⑤ 「海水利用料」で東京湾をよみがえらせよう!
⑥ 任期の折り返し点議員2年間の通信簿
⑦ 新会員の意見

◆ 冒頭の巻頭言を紹介しましょう!

    袖ケ浦市は地球温暖化に積極的に取り組んで欲しい   会長 関  巖
 今年の夏も猛烈な暑さです。35度以上の日を猛暑日と言いますがここ袖ケ浦でも猛暑日が何日も続いています。気温というのは下が芝生で高さ1.5mの風通しの良い日陰(昔は百葉箱)での観測の温度です。下がアスファルトやコンクリートなどでは優に50度以上になっています。また今夏は東北北部での豪雨による激甚災害が起こっています。これらは太平洋高気圧が今までになく勢力を強め関東地方にあった梅雨前線が東北北部や北海道まで北上したことによります。今まで北海道には梅雨前線は無く梅雨が無かったのです。このような気候危機がもう当たり前になってきた原因が地球温暖化であることは言うまでもありません。
 これを防ぐためにCO2発生の化石燃料の使用を極力避けることが必要で、一つには一人一人が不必要なエネルギーを使わないことです。大量のゴミの排出、大量の食べ残し、電気の無駄使いなどに気をつけるため、市民はゴミを分別したり、贅沢をしなかったり、電気のつけっぱなしをしないなど皆努力をしています。
 しかし、これだけでは解決しません。社会的な構造が化石燃料の膨大な使用を作り出しています。例えば大量生産・大量消費の経済体制、便利だからと大量のプラスチック製品、過剰な包装、厳しく規格化された農産物のため規格外の農産物の大量廃棄などなど。企業はものが売れなければ成り立たないため売るためにはCO2発生を無視してこのような問題があってもやめようとはしません。
 このような社会構造を変えない限り一人一人の努力だけでは根本的な解決にはなりません。
この社会構造を変えるには、政治(行政・議会)の力で制度や規制や助成金での誘導などがどうしても必要です。例えばベース電源を再生エネルギーに変える、CO2排出企業に炭素税をかける、デポジット制(容器入りの品物の値段に容器代を加算しておき容器を返却するときに容器代を返却する)を設けて使い捨てをやめる、食料の国内自給率を高める、などなど。これらを行うには政治の力が必要です。一市民ではできないこれらの事を行う権力(公権力)を持っている人たちが行動しなければ解決出来ません。
 袖ケ浦市の政治を変えるためには先ず公権力を持っている市のリーダー(市長・議員・市幹部職員)がこの問題を緊急のそして重大な課題として自覚し政策立案をすることです。  
 リーダーの資質の一つは先見性を持っていることです。袖ケ浦市が率先して地球温暖化に対して積極的に取り組むよう政策研究会は働きかけをしていきます。

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