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行政やJRで思うこと 投稿 [市政全般]

横田のお兄さんです。

水道の問題、学校統廃合の問題、新井総合の問題、火葬場の問題、JRの問題、バスの問題、私が特に関心を持っているのは6つですが、この他にもたくさんの問題や課題があります。全部挙げたらきりがないほどです。

 私たちの身近な生活にはたくさんの課題があります。いろいろな問題について関心を持ち、知識を深めていくなかでわかってきたことがあります。私たちの身近な6つの問題に共通しているのは、市民の意見を聞くことなく組織だけで物事を進め、物事が決まってから公表することが当たり前になっていることです。JRのような民間企業だけじゃなく、一番市民に身近に密着している行政においても、後出しジャンケンが当たり前になっていることに、行政はJRやバス会社のこと言えないような思いです。行政が市民の意見を聞くことなく、聞いたとしてもほんの少し聞いただけで「合意ができた」と進めることが、そういう愚かなことが私たちの唯一の心のよりどころであり、生活に一番密着した行政にあってはならないと危惧しています。

 私たちは体は1つしかありません。そしてみんな生活するために仕事をしています。政治や行政に関心を持って関わりたいと思っても、時間の制約で関われない市民は少なくありません。私たち政策研究会は様々な問題に関心を持っていますが、たくさんある問題に全部丁寧に接することはできません。体は1つしかないからです。
 市民の関心が薄いことに乗じて、市民が不利益になることも行政内部だけで決めてしまう、詳しく知ろうと思っても簡単に全貌やどう変わるのかわからない、そういう秘密裏な意見を聞かない行政が当たり前になっています。こういう行政の扉を開くには、たくさんの労力を使い、時には関わる意欲を消耗します。何も変わらないままで最終的に行きつく市民の答えは、どうせ市にお願いしても無駄だという諦めです。市民の耳から遠い行政であってはなりません。

 市が率先して市民の意見を聞く場を導入したり、市長の心構えに市民に寄り添う気持ちがなければ、私たちが行政とのハードルを低めて近づくのは大変です。個人単位や数人の単位で動くことはたくさんの労力を使います。先進的な自治体のように徹底的にすべてのことをじっくりと聞き、市民の意見に寄り添って進めるくらいの心構えがなければ、市民が行政や政策に積極的に参加するのは難しいことなのです。

 市民の心に徹底的に寄り添って、心のこもった行政になってくれれば、私たちがこんなにも労力をかけて心のエネルギーを使う必要は無くなり、時には怒ることも必要ありません。どんなに手間はかかるにしても、全てを100%満足する結果にはできないにしても、1人でも多くの意見を聞くために長い時間をかけ、成熟した議論の上で物事を進めるのが大事なのです。
市民は行政の予定や都合に合わせることはみんな仕事をしたり、自分の都合もありますから到底できません。何回も時間をかけて、多くの市民に意見交換に参加していただければ、満足の行く行政はできないと思います。市が長い時間をかけ、何回もかけていくことが必要で、行政が時間をかける覚悟がなければ市民の意見を納得するまで聞くことはできないのです。

 市の税収が減り、少子高齢化社会や人口が減っていることによって、これまでのような豊かな税収が維持できなくなり、市民サービスを縮小しなければならない場面もこれからあると思います。それは多少仕方ないにしても、どんなに縮小して市民が不便になる政策でもきちんと包み隠さず丁寧に説明することが大事です。それによっては、当然反対の声もあると思いますが、財政状況がこうなのだから仕方ないと受け止めてもらえることもあると思います。便利になるにしても、不便になるにしても、市民に説明することが大事です。。


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