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なぜ最新鋭の時代に石炭なのか? 投稿 [石炭火力発電所]

 今日は「横田のお兄さん」からの投稿です。   kawakami


私はこれまで石炭火力発電所について知らず、知った後もあまり関心がありませんでした。
しかし、政策研究会の皆さんにいろいろと情報を教えていただいて、問題点がわかってくるうちに反対の気持ちが芽生えてきました。今は100%反対です。
 石炭の煙がモクモクと空に上がることは更なる空気の悪化であり、発電に使った水を東京湾に流すことは海の自然の悪化です。私の住む横田は、工場地帯からは離れていて自然がいっぱいの田舎で、工場の煙を浴びている実感はまったくありませんが、同じ袖ケ浦として対岸の火事ではありません。
 そして、私たちは地元の米や野菜を食べ、魚は東京湾の海の幸を食べていま。木更津のあさりや海苔は地元のブランドで、誇るべき郷土の食材です。温水で水温が上がり、海が侵されてしまえば地元の食材を食べることはできなくなります。「死の海」になるということです。

 袖ケ浦は自然豊かで、春は桜、夏はあじさい、秋は紅葉、冬は水仙と四季折々の自然と花が咲く町です。ほどよく東京にも近く、ほどよく田舎の景色を残す素晴らしい町です。そんな袖ケ浦の自然を、石炭の煙と排水の温水で汚してしまっていいのでしょうか。絶対にいけないと思います。

 石炭火力発電所の計画が進められていますが、今は新しいエネルギーの時代で電気自動車、蓄電池式自動車、水素自動車、ハイブリッド自動車、太陽光発電といった新しい技術の時代であるのに、なんで蒸気機関車(SL)と同じ石炭に発電は逆戻りするのか、私はなんで逆戻りするのか意味がわからないんです。
 大昔は鉄道の主役はSLで、川上さんや関先生はSLに乗って「ポッポー」と走っていた姿に記憶があると思いますが、SLの煙は真っ黒でトンネルに入る時は窓を閉めましたし、線路沿いの家は洗濯物を干すと真っ黒になるという「煙害」に苦しめられたんです。石炭というのはSLと同じなんです。発電所で大量の煙を出せば、モクモクと袖ケ浦の空に出ていくことは間違いありません。黒い煙が毎日放たれる、そんな袖ケ浦にしたくありません。

 木更津の漁協は、東京湾の自然の環境の改善を求める要望書を木更津市に提出されています。

 今年は貝のシーズンになっても貝が生息しておらず、誰1人と貝取りに出ないという悲惨な状況だったとのこと。木更津の海の環境悪化は私が思っていたよりもはるかに深刻だったんですね。石炭火力は、木更津の漁師さんの思いを裏切ることになります。

http://kisacon.com/archives/life/%e6%96%b0%e5%8d%83%e8%91%89%e6%96%b0%e8%81%9e12%e6%9c%8819%e3%83%bb20%e6%97%a5%e6%8e%b2%e8%bc%89/


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