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水道料金値上げ  投稿 [水道事業]

 水は人間の命です。12月15日付、広報・そでがうら「水道特集号」が配布されました。
水なんて、空気と同じように、あるのが当たり前で、水の供給がどこかの儲け仕事になったり、利権や天下りの対象になったり、水源地に産廃施設を建て住民の命を奪う犯罪になりかねないのに平然としたり・・ということは、考えられないことだと思っていました。

 「水道特集号」など見たことがなかったので、テレビでどこかの管理組合が、施設保持のための一時金を払わなければ、給水を中止する・・・というニュースを見てびっくりしたこともあり、目を通してみました。そして、何となくわからないことが次々浮かんできました。今日はその疑問を並べてみます。

① 袖ケ浦市で業務として扱ってきた水道事業が、広域化することが決まったというニュースが第一の疑問です。損得で考えるのはあまり好まないのですが、4市の中で一番整備されている袖ケ浦市の水道が、なぜ広域化に参加しなければならないのか?
 広域化の理由が4点述べられています。この4点は今までやってきたことではないのか?
理由になっていないし、4点目の「サービス向上・均一化」など、袖ケ浦市にとってサービス低下、均一化によって値上がりが目に見えているのに・・

② 広域事業体は独自に議会を持ち、各自治体の議会代表(それも古参議員)によって当面構成され、数年後にはそれも解消し、自治体が口をさしはさむことができなくなるそうです。それでよいのか?まして国の「水道法」とかが強行採決され、やがて民間にゆだねられていくという関係についての説明は全くありません。国民には知らしむべからず・・??なのでしょうか?

③ 広域事業体のスタートは4月1日。同じ日に料金値上げになります。そのことには、一行も触れていません。たしかに11月の広報ではその説明がなされていますし、ホームページにも掲載されています。でもこの説明、現在の料金表と、値上げされる料金表が別々に一覧表になっていて、新旧を比較するには、非常に面倒くさい説明表になっているのです。一体どれほどの割合で値上げされるのか。水道課に聞いてみたらざっくり言って9.9%の値上がりになるということです。値上げの理由を、担当者はとうとうと述べられていましたが、担当者としての気持ちはわかるけれど、広域事業体スタートの日と同じ日からというのは、ちょっと言いにくかったのでしょう。何か長浦駅一般道完成の日に「緑の窓口」を閉鎖したJRの姑息さと同じ感じを受けてしまいました。
 今年9.9%・・来年、再来年と毎年値上げが続くとの話です。今の3倍ぐらいの金額で落ち着くとのニュースがひそかに回っています。

④ 水道特集号には浄水場の紹介が書かれてあります。袖ケ浦にとって貴重な浄水場です。
ところが、閉鎖される噂があります。事実でしょうか。されるとすればなぜなのかな?

まだまだありますが、省きます。命の水の給水事業は本来、地元自治体の基本的事業であったはずではないのか・・ということに今一度立ち返ってほしいものだと思っての発言です。

                             一市民

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