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繊維統計改ざん [国政]

 いつもびっくりするようなニュースを送ってくれる友人から、次のニュースが送られてきました。昨年はよく登場した〈赤かぶさん〉のブログの一部です。新年早々から安倍内閣のでたらめさ、恐ろしさが、改めて伝わってきます。 kawakami

経産省、繊維統計を改ざん 請負業者が告発 回答数を水増し、年内に廃止へ
2016/12/26 23:14 日経新聞

 経済産業省は26日、繊維製品の在庫量などを調べる「繊維流通統計調査」で長年、実態と異なる数値を記載していたと発表した。40超の品目ほぼ全てで改ざんがみられ、10年以上前の数値がそのまま記載され続け、実際の数値と最大で10倍程度の差が生じた例もある。11月に経産省から業務を請け負う業者の告発があり、不正が発覚した。

 同統計は1953年から実施しているが、同省は不正発覚を受け年内で廃止する。政府は統計の精度を高める取り組みを進めているが、同省の対応はあまりにずさん。経産省によると、繊維業の所管部署が調査の回答企業数を水増しし、2016年9月分は有効回答数258社に対し、調査票を配った733社の95%以上が回答したことにしていた。

 各項目の数値も調査票が十分回収できていた当時の数値を“横置き”してそのまま使い続けていた。不正開始時期は不明だが、経産省が発足した01年当時の数値のままだった項目もある。

 13年4月には、回答が全く得られない項目などで6年かけて数値をゼロに減らすと担当部署で決定。事実を公表せずに修正をしようとしたことになる。同日会見した風木淳参事官は「事態を深刻に受け止めている。事実確認を徹底し、内規に従い早急に関係者を処分する」とした。
26日、国民を長年にわたって騙していたことを経済産業省(担当大臣世耕弘成)が渋々認めました。11月に経産省から業務を請け負う業者が告発したことで国の不正が発覚したのです。

★ これは驚くべき内容です。今回は繊維製品のインチキ統計データになっていますが、氷山の一角と同じで一事が万事、あらゆる分野でしていたことは明らかです。失業者数の統計、就職関連、求人関連の統計もデタラメでしょう。道理で国の示すデータでは景気回復してるはずなのに体感的に不景気だったわけです。

 それにしても不正が発覚したから年内で統計を廃止するって、ただ臭い物に蓋をするだけじゃないですか。ということは、厚生労働省も、総務省も、防衛省も、全ての省庁がやってるでしょう。
内閣支持率調査など最もたるものでしょうね。恐ろしや、恐ろしや・・・



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