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「命を守る会」幹事会報告・1万ベクレル以下は放射性廃棄物としない??? [放射能]

本日「放射能物質から命を守る市民の会」の第3回幹事会に行ってきました。その報告です。箇条書きですがご了承ください。

・太平興産の水について県は処分場の侵出水と排水処理施設の両方から採水したがまだ結果は公表していない。
・同日に富津市も放流水ときれいな他の沢の水を採水した。その中にセシウムは検出されなかった。
・富津市の天羽地区の全区長に署名依頼をこれから行う
・受け入れる業者も排出する事業所も全部について放射能を測定しておらず、搬入量も正確に把握していない。県も正確に知らない。
・君津市小櫃地区は回覧板で署名を取っている
・県議会で、ある県議が放射性廃棄物を県企業庁の持っている土地に捨てれば言いと議会で質問している。
*企業庁の土地は木更津市金田や潮見、富津市の臨海部に沢山あり、そうなったら大変。
・木更津市や袖ケ浦市ではかかった費用を東電に請求する
・富津市の東京電力の周辺の線量が高い。
・2014年1月1日から特措法が施行になるので大変なことになる
・木更津市では放射能問題に対する専門の部署を設置する。
・袖ケ浦、木更津、君津の線量が特に高いのはKCSからの排ガスによる二次汚染が強く疑われる。このことに対する対応もすべきだ。
・小櫃堰土地改良区が団体加入した。
*これは小櫃川の水を使うかなり広域の農業者の団体
・伊勢崎の処分場では放射性物質に大量の雨が降り泥水状態になって流れ出した。今放流はストップしているが、搬入は続いている。地元では反対運動は起きていない。
・処分場への搬入で山形県は4000ベクレル以下の基準を示している
・横浜は3500以下の基準を示したが市民の反対が強く現在搬入ストップしている。汚泥はコンテナに入れて埠頭に置いてある
・今年の10月23日に国は規則を変えて1万ベクレル/kg以下は放射性廃棄物としない、と規則を変えた。
*以前は100ベクレル/kg以下が基準であった。
・来年1月13日(金)午後、命を守る会の第2回集会を開き、今までの経過、今後の方針を皆さんに知らせ、併せて田中弁護士による特措法の問題点などの法律的なことの学習会を開く。
・年内に会報を会員に発送する

<新井総合の説明によると>
・先日県が新井総合の場内で空間線量測定を行った。
・新井は放射性物質を受け入れるのに当たって特に土砂崩壊の防護策は取っていない。
*要するに放射能物質を入れるにあったって今までの施設のままということ。
・県は月一回立ち入り検査をしている。
・新井は月2回1m、0.5mの空間線量を測っている。
・以前は一日100台のダンプが入っていたが今は30台に減らしている
・現在第一期処分場に入れている。この容量は107万立米(立法メートル)で現在90万立米入り、残り17万立米である。来年第2期処分場が93万立米で稼働し、併せて200万立米の処分量になる。さらに第3期処分場も計画している。
・5000ベクレル以下は入れない。
-以上-


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コメント 1

お疲れさまです

新井総合施設が第3期の増設計画しているというのは本当ですか?
事実であるなら、早急に小櫃、久留里、松丘、亀山あたりの自治会に詳細をお知らせ願います。ぼうっとしてるとまた第2期と同様になってしまいます。

小櫃地区で署名用紙が回覧でまわっているということは、
同地区では放射性物質搬入反対の姿勢が固まったということでしょうか。
また小櫃堰土地改良区も反対の考えでしょうか。
もしそうであれば各団体からの署名を署名の総数に吸収してしまうだけではなく、団体として意見書を県に提出してもらうとよいかと思います。運動の公共性が高まると思います。

賛同や意思表示をお願いしても腰の重い方が多いことと思います。
政治的意思表示を快く思わない方もいらっしゃることでしょう。
しかしおかしいものをおかしいと言うことは、
これ以上悪い事態にさせないための最低限の防衛ラインだと思います。
そのラインを守ることがまずは今を生きている世代の責任でありましょう。
その責任を先頭に立って果たされた皆さんに敬意を表します。
どうか頑張ってください!
by お疲れさまです (2011-12-16 01:01) 

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